OXFORD BOOKWORMSのステージ3 「The Everest Story」YL3.2 語数10,150 本文54ページ
2017年11月頃読みました。
イギリスの登山家George Leigh Malloryの遺体を発見するところから始まるのですが、この登山家は、「何故エヴェレストに登りたいのか?」「それはそこに山があるから」と答えたことで有名です。
しかし、これが意訳であることがわかりました。
実際は、
When the British climber George Mallory was asked why he wanted to climb Mount Everest, he said, ‘Because it’s there.’
なんだそうで、これも初めて知りました。
しかし、遭難したと思われてから75年後に遺体を発見されるというのも非常にショッキングです。
問題は、マロリーとパートナーのAndrew Irvineが、エヴェレスト登頂に成功したか否かで、登頂に成功したどのチームも、遺体を発見したチームも彼らの登頂の手掛かりを必死に探しますが、見つけることが出来ません。
そして、過酷な登攀の物語はとても胸を打ちます。読んでいるだけでも凍え死にそうな気がします。
誰もがマロリーの初登頂を信じたい気持でいることがわかりました。
永遠の謎、
でもそれだけ力強く優秀なクライマーだったのがわかります。
ラストの一文に胸が震えました。
英語講座でお世話になったYuitaさんが、調べてくださいました。アメリカのビジネス誌Forbesの遺体発見者のインタビューの記事です。↓
感謝です
しかし、この Because it's there.
全く違う状況で、耳にしました。
20世紀フォックスのドラマ
マット・ボマー主演の 「WHITE COLLAR」 第4話 犯行は意のままに
で、
「何故盗んだのか?」という問いに、
「Because it's there.」
と、しっかり答えていました。
これは、聴き取ることが出来ました!
イケメン天才詐欺師ニール役のマット・ボマーの美しいお顔をボーッと鑑賞していたら、聴き覚え(読み覚えか?)のあるフレーズが突然耳に!?
いや、多分マロリーの話を知らなくても、このフレーズは聴き取ることできますよね?でも、まあ自分としては、嬉しかったす!
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