OXFORD BOOKWORMSのステージ1

The Boy-King Tutankhamun」を読みました。

 語数:5,227語 / YL:2.1

 

実際に読んだのは、昨年の9月です。

True Storyと書いてあります。

 

兄弟のように一緒に育った少年の目を通して、

ツタンカーメ描かれています。

若くして王にならなければならず、

持病のために命を落としたツタンカーメン。

 

無邪気に遊ぶ二人の少年の様子が

とても微笑ましく、

この後の運命に心が痛くなり、

ほろっときました。

 

ツタンカーメンの具体的なことは、

そういえば知らなかったんだと、

この本を読んで再認識しました。

 

巻末に、

Inside Tutankhamun's Tombと、

王家の谷のツタンカーメン王の墓を発見、

発掘した考古学者の

Howard Carterと、

支援者 Lord Carnavonのことが、

書かれていて、興味深いです。

 

最近、

中東の文化遺産が

過激派の資金源になっているという

ショッキングな新聞記事を読みました。

(2018/5/6毎日新聞)

シリアのパルミラ博物館の収蔵品を

IS襲来前に隠し、

ISの拷問にも口を割らず、

ハレド・アサド元館長という方が

2015年に殺害されたそうです。

 

また、同記事には、

エジプト南部の観光地ルクソールのことも

伝えています。

ナイル川西岸の「王家の谷」

まさしく

ツタンカーメン王の墓が見つかった近くのクルナ村は、

「泥棒村」と呼ばれたそうです。

 

ひとつには、貧困の悪循環もあるという・・・

やりきれない思いがしました。

https://mainichi.jp/movie/video/?id=5780758246001

 

 

 

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