今年も少しばかりの小話

お誕生日のぶちょーに捧げます🎂
お会いできた日に
特大のコミ障発動させてしまって
上手くお話しできなくて
ごめんなさいの気持ちも込めて…┏○ペコッ


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「あれ?なにそれ」

仕事から帰った俺を出迎えた愛しのわんこを見て、思わず吹き出しそうになった。

今日は収録がなく、YouTubeの撮影だけしたんだよな?いつもの短パン姿のわんこはキョトンと俺を見返す。

「何が?」
「それ!膝になんか描いてない?」

自分の膝を確認したわんこが「あぁ!」と声を上げた。
聞けば、よにので山田くんに描かれたと言う。
笑える。とんでもないイタズラっ子だな。

「言い出しっぺは風磨だよ。二人して面白がってさあ、子どもみたいにさあ」

むむ!笑えない。とんでもないヤツだな!
心の声が漏れそうで、俺は口を押さえた。

当の本人は「水性ペンだからいいんだもーん」と、全然余裕だ。
だろうね、忘れてたくらいだし。


お風呂の前にハイボールで乾杯してから、まじまじとそのまるい膝を見つめた。
ニコニコ可愛い顔が笑ってる。

「そっか、消えちゃうのか」
「そりゃそーよ。ヤダよ、仕事先で着替える時にみんなに見られるのは。恥ずいじゃん」

可愛いのにな。
そう思ったが、その後のお風呂で洗われて、本当に消えてしまったのだった。


そして翌朝。

「ええぇー!!??なに!?」

寝起きのわんこが、寝癖を爆発させながら俺の隣で叫んだ。

「えっ、えっ?まーくんだよね!?」
「おはよ」
「違っ、そうじゃなくてっ!これっ!」

慌てふためくわんこが耳を真っ赤にして、自分の膝を指し示してくる。
そこにはマジックで描かれた顔。
そう、俺が描いた。
しかも、口は菱形に変えてある。

「いいだろ、かずの膝に俺の顔だよ♡」
「…バカじゃないの!?なにしてんの」
「あ、それ油性だからっ」
「…………は!?」

わんこの顔が青ざめる。再びの「バカじゃないの!」をいただく。

「なんで、いつ?寝てる時だよね」
「意識飛んでたもんね」
「それはまーくんが…」

今度は一瞬で赤くなるわんこ。忙しいな。
イタズラ超えてイジワルじゃんと半泣きになる可愛い俺のわんこ。だから引き寄せて腕の中に閉じ込める。

「それは見張りなの」
「み、はり?」
「この頃のかず、ちょっとタガが外れてない?」

年齢を問わず、様々なイケメンを沼らせるのは昔からだけど、最近はちょっと度が過ぎてるよね。
身体をぴったり密着させて、可愛い顔見せてさ。
特に酔っ払うとヤバい。
しかも本人ほとんど覚えてないみたいだし。

そう指摘しても、わんこは涙目ながらもキョトンとして「何が?」と、無自覚な模様。
余計ヤバいだろうよ。

「かずはスキンシップが過剰なの。勢い食べられちゃったらどうするの?」
「そんなわけないじゃん」
「記憶があやふやなのに?」
「………ないもん。まーくんとしかシないもん」

わかってるよ、大好きだよ。
でもたまにチクリと釘を刺しておかないと。

「じゃあさ、ココに描いていい?」
「ちょっ、ドコ触ってんの、ヤダっ…」

イチャイチャ再開。
でも大丈夫。油性ペンは冗談だから。
ちゃんと消えるよ、少し残念だけど。

わんこが艶っぽい可愛い声をあげる。
ホントにココに描いちゃおうかな?笑




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コレでごめんて大丈夫なのか…?←


ぶちょー
お誕生日おめでとうございます✨✨

良い一年になりますように🍀🍀