今日、とある日本語で書かれた大学生用の教科書の一部を読む機会がありました。著者の専門分野は、私とは全く異なるのですが、同じ分野を違う角度で見ているという意味で関連分野ではあるので、主に参考文献を探す目的で目を通してみました。

目、目が点です。。目 ← この目は点じゃないでしょう。

書いてあることの大半が間違い。極簡単な事実についても、まったく逆のことが書いてあります。もちろん、著者の専門分野ではないし、あくまでも関連分野のサマリーとして書いただけで、高々数ページのことではあるんですが…。

引用している英文論文の簡単な和訳もついているのですが、それがまったく意味不明。どうしてこんな訳になってしまったのか、くだらんことに興味がわいて原著論文を読み直してみました。うーーん。どこをどう読んだら、この訳になるのか不明です。一部は、意味をあまり理解していないまま、直訳だけしているようにも見えますが…。

実は、この間違いだらけの和訳をされてしまった論文の著者は、私のすぐ近くにいます。もちろん、日本語は理解しませんから、自分の論文がどんなふうに紹介されてるかは知る由もありません。って、私が言うべき?

こんなことに時間を使っている間に、実験が失敗に終わりました。あぁ、もう一度やり直しです。ま、生き物を扱うわけではないので、その点、気は楽ですが…。

とにかく、自分自身もモノを書くときには気をつけようと思います。