2019年10月8日づけドイチェ・ヴェレの記事です。

 

***************************************

 

2019年8月3日に日本の愛知トリエンナーレで開催された展覧会の芸術作品のひとつ、『慰安婦』像

 

『慰安婦』の歴史をめぐり、悪化している日本と韓国の関係日本では『慰安婦』の問題を公の場で口にすることは長い間タブーとされてきた。

 

 

 

論争の的となっている戦時中の韓国人女性をモデルとした従軍慰安婦像を特徴とするこの展覧会は、今年の8月初旬に一旦は中止を余儀なくされました。
日本と韓国は、第二次世界大戦の終了以降、『慰安婦』問題をめぐってずっと争い続けてきました。

                     

検閲によって展示を見送った作品を除くアート作品を展示する日本の展覧会は、韓国の戦時中の『慰安婦』像の展示に対する脅迫を受けて一旦は中止を余儀なくされましたが、2ヶ月後の10月8日火曜日に再開されました。

                

あいちトリエンナーレ2019企画展『表現の不自由展』の主催者は新たな安全対策を実施し、展示を再開したことを公表しました。

                

再開された展示会は本来は検閲によって除外された作品を中心に展示し、もともと2ヶ月以上実行する予定でした。
しかし韓国の『慰安婦』像が展示されていたことにより、開始わずか3日後には大きな騒動が持ち上がりました。

               

日本政府は愛知県が展覧会に関する完全な情報を事前に十分に提供提供することを怠ったと主張し、展示会への助成金の撤回を表明しました。