私はツイッターに加わっている。昨年の秋、11月頃だと思う、偶然にあるツイッターを読んだ。私のフォローワーがリツイートしたので私の目に触れたのだろう。病気で入院した4歳の娘の父親が病状を刻々とツイートしている内容だった。文面から娘の病気がタダならぬものであることはすぐ読み取れた。プロファイルを開くとこう書かれていた。


横浜・青葉台暮らし-tsukino 4


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松ぼっくり@2kinon

4歳の娘が突然の余命宣告【一年で生存50%!二年で10%!】。10月24日に緊急入院。最悪の悪魔が娘に。。。祈る毎日。。。びまん性の小児脳幹グリオー魔・手術が出来ない。。。残された時間が無い。毎日の親の心境をツイート。【RTOK】☆YouTubeもupしました「tukinopapa」☆フォローできる人だけ。

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私はこの記事を読んで衝撃をうけ、しばらく放心状態となった。頭の中にあまりにも多くのことが巡り廻ったのか、頭の中が思考停止になり空っぽになったのか。その両方だろう。冷静さを取り戻し調べていくとだんだん状況が理解できてきた。脳は神経細胞と神経線維、そしてその間を埋めている神経膠細胞(グリア細胞)から出来ている。この神経膠細胞に発生する腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)という。グリオーマは脳に発生する「がん」と考えられ、5年生存率は8%前後であり、治療効果の極めて悪い腫瘍だ。


入院している4歳の娘の名前は「月乃」という。「松ぼっくり」という名前は由来は下記のツイッターにある。 


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松ぼっくり


2kinon

性別|    女性

年 齢|    4

誕生日|  2007.7.8

血液型|  A型

居住地|  石川県


10月中旬に遠足に元気良く行きました。帰ってきてからお土産の松ぼっくりを貰いました。最初のパパへの贈りものでした。それから急に熱が出て寝込みました。MRIでグリオーマと診断、余命半年を宣告されました。

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2011年10月末ごろから始まったであろう父親のツイッターはいまも毎日刻々と娘の病状を伝える。私は医者の余命宣告が間違うことを願いこのツイッターをフォローしている。私の感想は全く無意味だ。下記にアクセスしてフォローください。


https://twitter.com/#!/2kinon


写真集NAVERへのアクセス先は下記です。


http://pick.naver.jp/2kinon/2132582660783246706