先月、六本木アカデミーヒルズで開催された、

鈴木実歩さん主催のイベント『ノウイング』にて、ゲスト登壇させていただきました。



宇宙一分かりやすい量子力学をInstagramで発信するまこちんさんとともに、



①実歩さんの講演パート 

②実歩さんとまこちんさん、私と

それぞれの対談 

③3人での対談と質疑応答


と、3部構成で開催されました。



イベントタイトルにもなった『ノウイング』とは、22年にサンマーク出版より出版した私の著書です(アンドウミフユ名義で出しています)。






英語で『Knowing』と書きます。



宗教的用語で、御信託、みたいな意味があります(同名の映画もある)が、本書では私は、《知っている感覚》という意味で使っています。



厳密に言えばオリジナルではありませんが、これまで名前のつけられていなかった人間の持つ直感、感覚に名前をつけたという意味では、私のオリジナルです。



知っている感覚。


まだ現実には起きていないはずなのに、なぜか"分かる"という感覚。それが起きることを知っているという直感。






皆さんにも経験ありませんか?



出会った瞬間、この人と結婚すると"分かった"。


このプロジェクトは、根拠はないけれど必ずうまくいくと"確信した"。


物件を一目見た時、ここに住む家族の未来が"見えた"。


テレビでとある人物のインタビューを見ていたら、雷に打たれたように、自分のやるべき使命に"気づいた"。



そう、これらはまだ現実には起きていない、少し先の(あるいはだいぶ先の)未来のことなのに、まるで今手に取るようにそうなるとはっきり答えが分かる、そんな状態です。



この知っている感覚ーーノウイングーーは、『ハリーポッター』のJKローリングさん、村上春樹さんやタモリさんなど、数々の著名人も現在のキャリアを築く前に経験していますし、この本を書き上げる際、たくさんの人たちの実体験を聞いて、何人もの人が経験していることを突き止めました。



しかも驚くべきことに、このノウイングが起きた事象は100%現実になります。村上春樹さんが世界的小説家に、タモリさんがトップ芸能人となられたことからも明白です。



村上春樹さんは一文字も原稿を書く前から、もっと言えばまったく夢ではなかったはずなのに、《俺は小説家になるんだ。しかも、世界的な小説家になる》とある日"分かって=ノウイング"そのまま原稿用紙を買いに行き、ペンを走らせました。そして完成した小説が彼のデビュー作『風の歌を聴け』です。





私にも何度もこの『ノウイング』の体験があります。


一つは、『情熱大陸』に出演するのが"分かっていた"こと。



2012年3月、まだ月商10万円(月商ですよ!)、スケジュールすかすか、当時のTwitterで少しずつ発信が人の目に留まるようになったまだまだ無名の頃、フランスとオランダを一人旅している最中、突然白昼夢に見舞われたのです。



目の前に映画のような映像が流れ、そこで私が近い未来に『情熱大陸』に出ること、そして日本人の働く意識に革命を起こすという役目をたくしたことを告げられました(声が聞こえた)。で、まさかなぁと思っていたら、1週間後、本当にSNS経由で番組の製作会社からオファーがあったのです。



鳥肌が立ちました。



本当は怖かったし嫌だったけど、こうした一連の預言みたいなものがあり、誰かがそれを望むならとことんやろう!と腹を括って、出演したわけです。



月商10万円。

前の週はプリンセスプリンセスさん。

翌週は貴乃花さん。

横綱級の出演者に挟まれる、無名のミッフィー。



しかも、肩書きもフリーランス。だって当時は実績もないし、肩書きにも縛られたくないし、なんとつけたら良いのか分からなかったから(ちなみにNHKでもフリーランスという肩書きで出演。番組開局史上初の、そしておそらく唯一です。我ながら面白いです)



こうした出来事を通して、私の世界を見る目は人とだいぶ違ってきました。


SNSを5年間辞めることにもつながっているのですが、過去という積み上げ型の時間軸に囚われておらず、人は瞬間的に、量子飛躍的な変貌を遂げることができる、目標は立てるものではなく"見えるもの"であり、タイミングがくれば、その人本人にもまったく予測できない形で、とんでもないことが実現する、という実体験に基づいた世界観です。







ノウイングは、魂の最上の感覚です。


そしてそれは、誰にでも本来持っている感覚です。


『ノウイング』の本は、そのスイッチを1人でも多くの人に押してほしくて書きました。



サンマーク出版の斎藤りゅう哉さんが編集でなければ完成しないほどのテーマだったと思います。


言葉にまだなっていない見えない感覚を、一冊の本にしたわけですから。私たちの出会いもノウイングに導かれているのですが、それは本書のお楽しみで。



目標、願望、積み上げ型の実績、途方もない努力、数字、過去の成功体験。


まだ、必要ですか?



そうしたものを遥かに超えた、『ノウイング Knowing』ーー知っている感覚を体験したい人は、ぜひ本書を読んでみてください。





 
 
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