病院を出てもひたすら泣いた。兄姉1人1人に説明するのすら辛かった。姉達は、病気だと思いたくないから何も調べてなかった(怖いからもあるだろうが)と言っていた。

私だって病気だと思いたくはなかったが、母の近くにいて、ただ事ではないだろう状況を見たら調べずに居られなかったし、1番最初に聞く立場として何も知らずに聞いたら今以上に耐えられなかったと思う。知識武装と仰っていた方がいたが私も知識武装が必要だったし事前に知っておいてよかったと思っています。
何も知らずに「悪性リンパ腫」とだけ聞いたら今以上に動揺してしまったと思います。

この知識武装については、ご自身が闘病されている方、ご家族が闘病されている方…この方達のブログに本当に助けていただきました。言葉にするのは本当に大変だし辛いと思います。それでも書いて下さっている事に本当に感謝しています。正直母が病気になり、今までも散々苦労かけたのに母の最大のピンチに自分は何も出来ない、無力だと思っていました。(もちろん1人で頑張って闘っていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいますが)この方々のブログで、一緒に闘う姿や思いを拝見し、自分にも母にしてあげられる事がたくさんあると前向きにさせていただきました。

それと同時に私は皆さんのように詳細を書く事も出来ず、ずらずらと書いているだけでなんだか申し訳ない気持ちになりました…。私のは、ただ長いので…。

母は再度生検し退院。いよいよ血液内科受診です。



入院についての説明後、まずお腹に直接針を刺して細胞をとる生検をやりました。これで悪性リンパ腫かわかるそうですが、この結果が出るのも時間がかかるそうです。


生検後胃カメラをして退院(この間約一週間)予定でしたが、いざ退院…の前日病院に行き母と久しぶりの病院食以外の食事だから2人でのんきに「明日何食べます?」なんて話していたら例の女医さんが、PETと生検の結果が出てるので…と呼ばれました。

説明を聞いた部屋が狭く画像でPETについては詳しく見れずプリントだったが、びっくりする位しこりが大きかった。約8cm位。それ以外には左足の付け根あたりに小さいのが一つ。そして結果「悪性リンパ腫でした」と「風邪ですね」位の感じでさらっと言われた。さっきまで何食べます?なんて言っていたし、今日結果を聞くとは思わなかった為心の準備も出来ておらずまた泣き出してしまいました。母は「なんでまた泣くのー」と笑っていたが、女医さんが「私も娘だからお嬢さんの気持ちわかりますよ」と言ってくれた。私はこの時初めて母が初めて病院に行ってからずっと自分で調べていた事を伝えた。
女医さん曰く、「この大きさで固形ガンだったら正直難しい。血液内科とは見解が異なる事もあるけれど、でも悪性リンパ腫は大きさは関係ないから正直悪性リンパ腫で良かった」と。そして抗がん剤治療になる事と「血液内科に映るが担当医は私達も信頼している先生だから大丈夫ですよ。」と言ってくれた。私の記憶も曖昧だし活字にすると語弊があるかもしれませんが、悪性リンパ腫で良いわけはないが、この時の女医さんは女医さんなりに励ましてくれたのだと思う。

ちなみに退院が延期になった…。前回の生検で細胞を取りきれなかった?のか詳しい悪性リンパ腫の型を調べる為(型によって治療方法を決める為)もう一度生検が必要との事。ちなみに前回この女医さんがやってくれたのだが先輩医師に指導されながらやっていて痛かったし母も不安だったそう。(ちなみに二回目は別の医師が行い、すんなり終わったそうな)

説明を聞く部屋を後にし、廊下の隅で私は初めて母に抱きついて泣いた。母は「恥ずかしいよーなんで泣くの?」とまた笑っていた。私も泣いてはいけないと分かっていた。母は病気に対しての知識がないので、あまり泣くと不安にさせてしまうので…。でも無理だった。「さみしいから早く帰って来て」というのが精一杯だった。

連続ですが、入院初日にあった出来事を…。

基本的に母はどの科でも良い先生にあたることが多くさらにこの病院は看護師さんが本当に感じが良い人が多いのですが入院初日私が帰宅した後にそれは起こりました。

とある女医さんなのですが、入院初日に全く病名を(疑いでも)母が知らない時に「渡辺◯だって白血病で治ったんだから大丈夫よ」と言い放ちました…。
母は「は?」という感じだったそうですが、まだ病名知らされてというか検査結果出てないのにそんな事言う?と思って憤っていた所に更なる事件が…。

母の肩を長年診てくれてる先生に入院した旨とリハビリ途中なのが不安だったらしく、診察の合間に伝えてもらおうという位の気持ちで行った母も悪いが、外来に行ったら受付の方が診察の予約を入れてしまったらしく(まあ、普通そうなるわ)その報告がてら一旦病棟に戻ったら、それが病棟にすでに伝わっており、その女医さんが母の元にやってきて「お腹を治したいんですか?肩を治したいんですか?肩を治したいなら退院して下さい」等と色々と頭ごなしに怒鳴ったそうです。同じ病室の方もドン引きだったそうです。母も勝手に行ったのは確かに悪い私も注意したが、ただそんな言い方しなくても良くない?と正直思いましたよ。母も悪いが、ものには言い方が…と。

そうしたら肩の先生が予約入ってるのに来ない母を心配して病棟に連絡を来れ母を外来に呼んだそうです。そしてその女医さんの暴言を病棟から聞いたようで、いつも優しい口調の先生が、開口一番「あんな下っ端の言う事なんて気にしなくていいから。もっと上の先生紹介してあげるから」と慰めて(?)くれたそうです。その先生が言い方に対して抗議してくれたのか翌日から人が変わったように優しくなったそうです(笑)

うーん、確かに母にも非はあるが尋常じゃない怒り方や言い方はいかがなものかな?皆不安な気持ちなのに…。

私がこのブログで上手く伝えられているか分からないのですが、正直私も兄姉も話を聞いた時は本人(女医さんに)言いに行くつもりでしたが、母も自分も悪いし事を荒立てたくないとの事で全員我慢の方向で(笑)

ただ本当にそれ以降はすごく穏やかな口調や接し方でした(笑)あの日は機嫌が悪かったのかな…。