このコラムは
診断士でOLのモジ子の日常を綴ったものです。
筆跡診断と私たちの日常との関わりを書いています
何か今までと違うことをしたい!
新しいことにチャレンジしたい!
そう思ったときに、
ふとアイデアに詰まることがありませんか?
そんなお悩みを解決する筆跡のお話です。
第8話~アイデア力が欲しい!モジ男先輩の悩み~
ある日の朝。
モジ男先輩が上司と話しています。
上司
「ではこの新企画について
来週中にいくつかアイデアを出してくれ。」
モジ男
「わかりました!」
モジ子
「わあ、モジ男先輩、何か新しいこと始めるんだな。
先輩にとってもチャレンジね」
その日の夕方、
モジ子はモジ男に届いた書類を渡しに行きました。
モジ子
「モジ男先輩、お疲れ様です。
書類が届いていますので、こちらに置きますね」
モジ男
「ありがとう。なあモジ子、
何か思考が変わるような文字って
ないのか?
新しいプロジェクトのアイデアが
なかなか浮かばないんだ…」
モジ子
「新しいプロジェクトなんですね
そうですね…モジ男先輩の文字は角ばっているから、
角を丸くしてみてください」
モジ男
「え?角を丸くするだけなのか?」
モジ子
「はい!アイデア湧いてくる~って
イメージしながら書いてくださいね」
~1週間後~
モジ男
「角を丸くするって面白いな!
今までしなかったことをやってみると、
不思議な変化なんだが、
今まで『これはないやろ~』と思っていたことが、
意外に使えることに気づいてきたよ。
おかげでアイデアをまとめることができそうだ!
ありがとう。」
<考察>
しっかり角が角ばっているのは、
規律重視型。
規律に従うということは、変化とは対極のこと。
斬新なアイデアというのは、
既存の価値から目線を変えることで
生まれてくるものです。
あなたの字が角ばっているなら、
少し丸めてみてください。
滞っていた何かが、するりと流れ出します。
いかがでしたか?
モジを知ることは相手を知ること。
相手を知ると、
相手に伝わる行動のしかたがわかります。
それは信頼関係を築くことに繋がり
ひいては自分を理解してもらうことにも繋がります。
筆跡を身近に感じていただけると嬉しいです。