リヒテンシュタイン 華麗なる公爵家の秘宝展 国立新美術館 | ちわ☆わんつーmemory 

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日々の忘れたくないこと

リヒテンシュタイン展

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前評判もよく、テレビで紹介特番もあったリヒテンシュタイン展
見応え充分です。 ゆっくり見ていたら閉館間近の放送があって、最後は焦りましたが、最後に展示されている名画ギャラリーはすごく素敵な作品が何点も展示されています。
そして今回の特色はなんと言っても再現されたバロックサロン
天井にある絵も調度品もみごとです。

リヒテンシュタイン候国はオーストラリアとスイスの間にあり、国家元首であるリヒテンシュタイン家は<優れた美術品収集こそが一族の栄光>という家訓を持ち500年以上の間ヨーロッパ美術を収集してきた。
ハプスブルグ家の寵臣として活躍し、1719年神聖ローマ皇帝カール6世により領邦国家として承認され候国が誕生する。そのカール6世との繋がりも美術品からだった。
やがてウィーンにある【夏の離宮】に美術品は収蔵され1807年より公開されていたが、ナチスにより危機にさらされる。
その時の館長の必死の努力により難を逃れた美術品は2004年【夏の離宮】でやっと公開が再開された。

リヒテンシュタイン候国の紹介は会場でも7分程の映像で見ることができますが、テレビではナチスから美術品を守ったグスタフ・ウィルヘルム館長を強く取り上げていました。
美術展の映像はそこのところはあまり注目していませんでした。

バロックサロンには絵に彫刻、工芸品、タペストリーに調度品
宮廷の雰囲気を伝えると紹介されていましたが、豪華、豪華
その一言に尽きました。
蝋燭台も豪華だし、テーブルも豪華だし。。。ため息の連続
天井を見上げてもため息。。。
そして絵画はルーベンスルームと名付けられるほどルーベンスの作品が
ポスターもルーベンスの愛娘クララ・セレーナ・ルーベンス 
ルーベンスの長女5歳の頃を描いた作品。 イキイキした利発そうな少女ですが、痛ましくも彼女は12歳でこの世を去りました。

最後の名画ギャラリーには私の心を掴む作品が!
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復讐の誓い フランチェスコ・アイエツ
タイトルも気を惹くタイトルですが、この女性がきれいでした~

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虹の女神イリスとしてのカロリーネ・リヒテンシュタイン公爵夫人 エリザベート・ヴィジェ・ルブラン
あの<マリー・アントワネットお気に入りの画家 >ヴィジェ・ルブランの絵です。
描かれた顔の感じがルブランらしいタッチですね。
絵では女神として描かれているため、靴を履いていません。それを見た親族からブーイング
ところがご主人のリヒテンシュタイン公爵が絵の下に靴を置いたというエピソードがありました。

今回とても印象に残ったフリードリヒ・フォン・アメリングという画家の作品
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夢に浸って
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マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン公女2歳の肖像

どちらもすご~くステキな絵でした。見入っちゃいました。
きれいな女性に
かわいい女の子の寝顔  無垢って言葉が合いませんか?

美術展に行ってから約一週間。やっとまとめられた~
会期は12月23日まで
こちらを見たあとで帰り道はイルミネーション を…