昨日は東京現代美術館を出て、歩いて行ける距離にある江東区深川江戸資料館へ行ってみました。昭和61年にオープンした文化施設、江戸時代の深川佐賀町の街並みを再現した展示室があります
まずはランチ深川めし
テーブルも情緒がある資料館前のお店
深川江戸資料館
入場料300円で写真撮影が
海外の方が観に来ることが多い資料館だということで、今日も外人さんが来ていました。
館内を入ると目の下に江戸の町が。上から見下ろせます。
屋根の上に猫がいました。
そして下へ降りると店が続き、江戸の雰囲気を楽しめます。酢稲荷という店もありました。
おいなりさんをこうして売り歩いていたのでしょうか?
船がありその前には船宿が 「ふねやと」と書いてあります。お店のなかも覗けます。時代劇の撮影ができそうです
船の向こうの背景が変わるようになっているんです。雨になって雷も
建物の外も雨がひどく降っているはず、錯覚してしまうくらいリアルな音響効果です。
家の中が見れるように作ってあるから江戸時代の暮らし方が偲ばれます。
畳んだ布団をついたてで隠したり。ここは夫婦ものが暮らしているんだと想像できたり。
深川ですから「むきみ」と入り口の戸に書いた家もあります。
中にはちゃんと貝殻を入れた桶
これはわら草履 でもサイズが形がダイエットスリッパみたいな
ロビーに『資料館ノート』というテキストがありました。ここに説明が載っています。
『資料館ノート』号外=江戸の街並み展示と生活用具
「足半=あしなか」かかと部分のない短小の大人用草履
鼻緒が切れず、足に密着するため水辺でも滑りにくい。展示は水辺の職業である船頭と木場の木挽き職人の長屋に。
木場という地域を象徴する展示物でした。
長屋もありました。
左側には洗濯物が干してある。長屋のそれぞれの部屋は四畳半くらい。台所も狭い。押入れなんてないみたい。玄関開けたら中が丸見えで裏まで見通せる
長屋のトイレは共同だったのですね
建物の一番端に作ってあります。そしてその前には井戸が
井戸端でおかみさんたちが洗濯したり、食事の用意などをしたのでしょう。想像できるから楽しい。
そして笑ったのが
トイレへの案内です。『厠』びっくりして、笑いますよ。洒落てる
木場で下町気分と江戸の住人気分を味わってみました。
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