anego (小学館文庫)

 

化粧品業界の裏側で繰り広げられる働く女たちの闘い!

バブル後のキャリア女性を取り巻く現実に直面し、打ちひしがれる主人公・沙美だが、自らの人生をあきらめられない。「仕事でも恋でも百パーセント幸福になってみせる」そこから沙美の“闘い”が始まった。嫉妬、裏切り、不倫…化粧品業界を舞台に繰り広げられる“女たちの闘い”は圧倒的なリアリティを持って描かれ、単行本発刊時には「暴露小説では?」と美容業界を騒然とさせた。

 

美人でスタイルもよくて一流企業に勤めているキャリア女性

 

そんな女性って

 

誰でも若い時はあこがれなんでしょうね。

 

ところがどっこい

 

そんなうまい話はありません。

 

女性には『旬』というものがありまして

 

30代にもなれば

 

結婚にも焦るし、同期はどんどん減っていって

 

隅っこに追いやられるし

 

恋もうまくいかない。

 

なんだかかったるくなってくるし・・・・

 

そんな30代の女性の心理を描くのはピカイチかも知れない。

 

なかなか興味深く読ませていただきました。