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私本論

本の感想を、偏った私の言葉で綴っていき、

この1年もまた100冊を目指したいぃ。

えいえいおー!

著者: 法月 綸太郎
タイトル: パズル崩壊―WHODUNIT SURVIVAL 1992‐95

う~ん、いまいち(-ω-` )ショボーン


短編集です。

法月綸太郎は出てこない短編集。

別にそれでもいいんだけど、なんか納得いかないんだけど?


1作目はまぁいいとしよう。

普通の密室。

ホテルの一室で発見された遺体は、男の下半身+女の上半身だけ。

女の下半身と男の上半身はどこへー?


これは結構よくできていて、フームなるほど。といった感じ。


気分よく2作目に行くと、


そんな悪くないものが続いてる。


ってことは、読んでいけば、それなりにヒット!って思えるのも出てくるのかも~!


3作目。

Σ( ̄∇ ̄|||

意味わかんないだけど・・・?

いきなり女の人が消える、か?警察から・・。

そこは、どうやって説明するん?説明が無いぞー!ヽ(*`Д´*)ノ


4作目。

ヽ(*`Д´*)ノ

ありえんっ!

誘拐犯からの間違いの電話で、自分も誘拐犯の片棒を担ぐって・・・

そんなのないよ!現実的じゃないヽ(*`Д´*)ノヽ(*`Д´*)ノヽ(*`Д´*)ノ


5作目。

ドッペルゲンガーの話。

ん~、こういう話嫌いじゃないけど、もう一ひねりほしいかな。

それか、もっとはっきり書いてほしい。


6作目。

なにかのパロディらしい。

犯人は、主人公だった(´・ω・`)フーン


7作目。

ちょっと心に残ったストーリ。

でも、なんか話し言葉じゃない部分が多すぎ。

そこなくとも、楽しめた私って?


8作目(最後)

はぁ?

ってほんといいたくなるよ・・。

だって、なにこれ?なんだもん。


主人公(なぜか、法月綸太郎)が、バーで飲んでる。

そこに、酔っ払った女性と男性がいて、女性は途中で帰ってしまうんだけど

男性はひどい酔いっぷり。

寝てる男に、上着をかけてやり目覚める男。

そこで、少しばかりの会話を交わす。


引用:

「それが初めて工藤俊哉と出会った夜の出来事だった。彼はどこかで綸太郎の心をとらえるものを持っていたが、それが何なのかまだよくわからなかった。(パズル崩壊、326ページより)」


で終了。


はぁぁぁぁ?じゃない?

だって、何も起こってないんだよ?


んで、そのあとに、著者からのあとがきが付随してるんだけど、


「-例によって、こんなふうに作者が巻末にでしゃばって、自作についてあれこれ述懐を洩らすのは読者から見たら、余計なお世話というか(以下中略)、収録各編にいくつかコメントを加えておきたいので、もうしばらくおつきあいください(パズル崩壊、328ページより抜粋)」


だってヽ(*`Д´*)ノ


信じられないヽ(*`Д´*)ノ

何を、物申す!っていうのよ、って感じでした。読んだとき・・・。

この人、海燕だったかな?その連載に、間に合わなくて、最後の8作目を変わりに当てたんだってさ。

それでお金がもらえるなんていいよね?うらやましいよね?

この途中のわけわかんないやつで、編集者もよく許したなぁと。


解説が載ってるんだけど、


「法月綸太郎は、結構苦労してるらしい。作家でもあり、評論家でもあるから、結局は、自分の首を絞めてると。」


わからんでもないけどさ。

苦しんだ時期があるからって、22ページの作品?を雑誌に載せるなんて~。


ちょっとがっかりというか・・・。

読者も、作者のそこまでの事情を把握しろっていいたいんかね?

そんなんしらんよ?って感じ。



ということで、これの評価は以下のとおり。


■評価

★(1.0/5/0)


厳しいけど、まぁまぁの話もあったから1にしておいた。

でも当然でしょ?

著者: 恩田 陸
タイトル: 上と外〈1〉素晴らしき休日

ん~、珍しく恩田陸なのに、外したかも!?

時々あります。


それなりに面白かったと思う。

でも、ちょっとありえん系だったので、私としては残念でなりませぬ(´;ω;`)ウゥゥ

楽しめたんだけど、でもでも、やっぱり納得いかん。

こういうアドベンチャーワールドは、そういうのが読みたい!って時に読むのが一番だと思う。


このときは、確か


「ただいま恩田陸気分~」


って感じで読み始めたのに、


「おいおい、そりゃないだろー」


と、思ってた方向からどんどんずれまくり、最後にいたったという感じ・・・(´・ω・`)

1冊目はおもしろいんだよね。


というかね、文章がうますぎなのよ!!!!!


これがいかんヽ(*`Д´*)ノ


だから、ついつい読み進めてしまい、どつぼ。+゚(゚´Д`゚)゚+。ワーン



■あらすじ


主人公の練は離婚した母と妹と一緒に、父がいる南米に年に1回の旅行をする。

楽しみにしてた、久しぶりの家族とともにすごす久しぶりのひと時。

ちょうどそのとき、G国は、いつものようにクーデターが起こり、ヘリコプタで観光してた4人のうち

練と妹の千香子は、ヘリコプタからジャングルに落とされてしまう!!

4人は無事会えるのか?



まぁ、会えるんだけどね( ̄▽ ̄;)

でも、結構( ̄д ̄) エーっていう部分が多くて、そういう時はサッーと読みました。

そのほかは、じっくり書かれてるところとかよかったなぁ。

人物像が。

だから、本当に引き込まれるところは、ぐぐぐっと引き込まれ、楽しめたぁ。



■ネタばれ?

一番怪しいというか、ありえんところは、


ニコの部分。

ほんまにいるんかもしれへんけど、やっぱり怪しかった。

洞窟の部分とかね~。

でも、水路とか噴火のあたりは、信じれたなぁ。


古代人ってすごい!

って思ってる部分がかなり私の中にあるみたい。


■評価


★★★☆ (3.5/5.0)


ちょっと厳しいです。




著者: 山田 宗樹
タイトル: 嫌われ松子の一生 (上)


 シカゴの本屋で購入。
題名は、ダヴィンチを読んでいたせいか、聞いたことあった。
「タイトル」を上手につけてるよね。
嫌われっていうあたり。

どんなの?っておもうもん、やっぱり。


  ■あらすじ

 東京で下宿してる大学生の息子の下に、突如父が現れ、息子に一言。

「おばさんが殺されたから、部屋の掃除を頼む」

そんなおばさんが自分にいたことさえも、知らなかった主人公は、
気味悪がりながらも少しずつ、殺されたおばさんの人生にふれていこうとする。
なぜ殺されなければならなかったのか。


  ■ネタばれ?

 人生のデキゴトってほんと怖いと思った。
自分が正しいって思って選択したことが、予期しないほうに走っていく。
誰が予測する?

ほんと、「小説」的なストーリ。

でも現実には、そういう人生を送ってる人って結構いるのかもしれないね。

車の事故で過って人をひいてしまう、なんてまさしくその例だと思う。
1分前にそこの道を通っていたら、事故にならなかったかもしれないのに・・。
ってね。

どこまでも松子は落ちていくんよね。
それも、急激に。
波乱万丈ってこのことやね。


なぜ殺されたかわかった。

松子にはふさわしい死だったかも。そういう意味じゃ、満足やけど初めに
「なぜ殺されなければならなかったのか」
みたいに書くから、特別な意味がこめられてるのかと思ったよう。
そういう意味じゃ、ちょっと納得いかず。プンプン。

でも、松子にはふさわしい。


  ■評価

★★★☆ (3.5/5.0)

発想はいいと思う。
かなり惹かれたから(*´ ▽ `*)



著者: 殊能 将之
タイトル: 鏡の中は日曜日

久々の殊能君の本でした!

シカゴの古本屋さんで見つけたもの。
手に取ったときは、(ノ ̄∀ ̄)ノオオォォって感じかな。
(新書で$4だから、やすーい!とはいえないけどね)

殊能クンの本は、1冊目の『ハサミ男』を読んで大ファンとなりました。
あれは、ほんまにおもしろかった。
次々と猟奇的殺人が繰り返され、怪しい人も、次から次へと・・。

(≧◇≦)エーーー!って思うところが2回ほどあって、わくわくしました。


でもね、でもね。
それ以降は、いまいち、というか・・・・。
なんかちょっと違うんだよね~。
2作目の『黒い仏』は新しい名探偵登場。
これはまぁいいとして。
シリーズ化するのかなぁ、みたいな感じだった、読んでて。
でも、現実的じゃないというか。
小説は勿論、非現実なんやけど、でもね~、やっぱり基本となるのは、この世界でしょ?
と勝手に思ってるんやけど。
でもそれを逸脱していて、かなりがっかり(ノ_-。)ハァ

で、次回に期待をしたのが、今回の
『鏡の中は日曜日』だったのでした!!

  ■あらすじ
 
 14年前、梵貝荘で殺人事件が起こり、当時集まりに参加していた名探偵、水城優臣があっけなく解決。
その事件を元に、彼の助手が連載として世に送り出したが、7年たった今も、連載はおわったまんま。
そのことについて疑問を持った、ある出版社の一人が、探偵に「再度この事件を洗うように」と依頼してくる。
14年前の事件を、なぜ今更調べる必要があるのか?
あの名探偵、サイド登場する!

  ■ねたばれ

 視点というか、トリックというんかな。
そういうのは、いいんとちゃうかな、と思ったけど、後はいまいち~。
どうしたのよ、殊能クン!
おもしろくないぞ~~~。

 名探偵は、やっぱり石動なんとか。
でもさ、この人途中で殺されちゃうんだよね。

(≧◇≦)エーーー!

って思ったけど、メルカトル鮎だって1番初めに死んだぐらいやし
(最後の事件っていう副題ついてたしね)
これはこれで、ありえるかも~ってすぐ、思い直したからなぁ。
この辺がまずあかんかったみたい。
いつもやったら、「そんなはずはありえへんで~」って絶対思ったと思うけど、
この名探偵いつ終わってもしょうがないなぁ、って勝手に思ってた部分とかあったみたいで、もう途中で殺してたもんなぁ。
そのあたりから、だんだん話についていけなくなり((´・ω・`)ションボリ)
ただ、読み進めたという感じ。

名探偵水城優臣は、実は優姫(ユキ)という女性だったとか、わかる人はわかるんかね?
私は勿論わからんかったよ。
初めのよぼよぼとしてたのは、絶対梵貝荘の主人やと思ったのに~。
でもあれは、絶対子供じゃないって言うのはわかった。
ほんまにそれぐらいかも、自分でわかったものって。

次回に期待するね、殊能クン。


  ■評価

 ★☆ (1.5/5.0)



著者: 恩田 陸
タイトル: ライオンハート


 大好きな恩田陸の恋愛小説(*´ ▽ `*)
ライオンハートって聞くと、スマップの曲を思い出してしまい、よいイメージが無かったけど、あらすじはなかなか素敵。

 ■あらすじ

時を越えて、パナマで、ロンドンで、フロリダで、私たちは出会わなければならない。
いつも、結ばれないけど、あなたを一番愛しています。


私の言葉で言ってみれば、こんな感じ。
とにかく、女の子はこういうの好きよね~?
自分が恋愛した時なんて、きっと読みたくなる本だと思う。
ちょうど恋愛始まった人とか。('ー') フフ
私は始まってないけどさ・・。

私も、普通の作者なら、読まなかったかも。
でもね、

恩田陸

だもん。
絶対何か秘密が入ってるよ。
これに賭けて私は購入しました。

だって、恩田陸ってほぼ失敗しないんだもん。
(したのもあったけど~。まっ、それは人それぞれって感じかな)


 ■ねたばれ?

ミステリじゃないのに?

ん~、感想ってかんじでいいかな。
おもしろくなかった(´・ω・`)ションボリ

なんか毎回毎回、その一番大事な人に会うまでの経緯が描かれていて、実際その好きな人に逢えるのは、本のひと時。
一瞬なんだよね。
その逢瀬+その時代の色々なことが描かれていて、各章でおもしろいのもあったけど、いまいちなのがほとんど。
やっぱり難しかったのね~、なーんて思ったりしました。

もうすこしいろんなことが入っててもよかったんでは?
言うのは簡単だけどね。


  ■評価

 ★★★ (3.0/5.0)
厳しいかしら?


著者: 有吉 佐和子
タイトル: 開幕ベルは華やかに



 この人のミステリチックなのも結構好きなんだよね。

これは以前、サスペンスでやっていたもので、ビデオが途中までだったなりよ。
だから、気になって本を買ってみました。
といっても、デトロイトの古本屋さんで購入したもので、なんと99セントだった。
すごいよね~。
本もここまで安くなったら素敵よ。
勿論、単行本なりー!

  ■あらすじ

時代は、70年代初期。
開幕ベル、っていうあたりから想像できるように、舞台の話。
前半は、舞台が始まるまでの出来事で、後半はサスペンスって感じ。
本当はそんな前半、後半なんて無いんだけど。

主人公の川島芳子(知ってる?)扮する女優を、舞台からおろさないと、殺すっていう脅迫電話がかかってくる。
犯人は誰か?

ミステリの話はこんなもん。

でも読んでいて腹立ってくるよ~。
この女優、もう70歳超えてるんだけど、せりふ覚えられないから、自分のプロムタというのがうしろにいて、全部自分の台詞を読んでくれるの。
ほんとに、こんなんなんかな?って思ってしまった。
そこまでして、舞台に上がりなや~ってほんと思ったけど、そこはフィクションかいな、と思いつつ・・・。

で、延々川島芳子の話なんだよね。
もともと詳しいわけじゃないから、この脚本が本当の話かどうかわかんないけどね。
50年前の話は、やっぱり古かったね。
あいしんかくらふぎ。
やっぱり、1回で変換できなかったよ・・・。




溥儀

長い名前(^-ω-^)

 
  ■ねたばれ

犯人は、付き人だった(´・ω・`)
ちっともわからん。
共犯は彼女のお母さん。
いつの間に出てきた?そんな人ってかんじ。
伏線はられてたんでしょうか?

とりあえず、へぇぇぇぇぇぇっていう話だった。

ちなみにサスペンスじゃ、後半だけだった。
前半もやってたら、2時間で終わんないモンね(*´ ▽ `*)


  ■評価

 ★★☆ (2.5/5.0)

おもしろいのがない~~~~(ノ_-。)ハァ


著者: 古処 誠二
タイトル: 少年たちの密室


初めて、手に取りました、こどころせいじ!

大昔、私がまだ宮部みゆき氏のファンサイトに通っていた頃、
彼はそこの常連で、よくミステリを投稿されていました。
そのときから、何か違うなぁって思ってたんだけど、
メフィスト賞を受賞し作家デビューした時は、かなり嬉しかったなぁ。
(「やっぱりね!」とも思ったし)

直接やり取りはしたこと無いけど、デビュー前を知ってるっていうのが
親近感を(勝手に)枠という感じで嬉しいのかもしれへん。  

それ以来、初めて読みました(*´ ▽ `*)  

シカゴの古本屋さんで見つけて、正直「中身より作者の名前」で購入。

あらすじ読んでみたけど、そこまで惹かれるものは無かった。
興味のない「地震」「高校生」などの単語が並んでいて、ほんとに

「何で買ったんやろ?」

って後から思ったけど、読んでみるとこれまたはまりました!ワッショイ  


  ■あらすじ 

東海地震が起こり、マンションの駐車場にいた高校生6人と
その担任がマンションの地下にうまってしまう。
救助を待つはずがその間に一人が殺される。
暗闇で殺人は可能なのか?それとも事故か。  
とまぁこんなかんじ。  

  ■ねたばれ 

 ずっと犯人は、先生やと思ってた。だって怪しいもん。
ちっとも自分の意見をひかない辺りとか。
私自身、ここ10年ほど先生と生徒の関係をしてないから、
どうだったかなぁという感じ。
大学に入ったらちょっと違う先生と生徒の関係ちがうしね。
あと、主人公も感じてる先生の「キレ」のよさのところとか。
なんで、犯人わかっちゃったんだろ?ってずっと思ってた。
だって鈍い先生なのに・・。 

 マンションから出た後も、まだ真相が残ってて、
待ってました~といわんばかりでよかったですぅ。
スッキリ、スッキリ。  

 フィクションだから楽しめるけど(それなりに)
やっぱり、感情移入したりすると、この内容はちょっとしんどいね。
でもあえて、私はおススメしたいです。
読んでほしいなぁ。ミステリとして。
ミステリのできは最高だと思う。

  ■評価

#2 ★★★★★ (5.0/5.0)