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伊坂幸太郎、2冊目。
初めて気がついた。この人の文章めっちゃ読みづらい・・。
今年も100冊ターゲット&同僚が読了できてなんで私は出来ない!?の思いで、何とか読み終えた。
それでも、75ページまでは大変苦労して、何度も前のページを読み直したぐらい・・・。
こんなに物語りに入っていけないのも珍しい。
どこがミステリなんだろ?
アマゾンではみんなすっごくよかったぁってあるけど、私はそうは思わなかったな。
やっぱりさ、「ミステリ」って謳うなら、自分が「なんで?」って思ったところは、ちゃんと解決しようよ。
伊坂さんの言葉を借りるなら、「風呂敷で畳む」かな。畳めてないよねぇ・・・。
文庫の解説者が、伊坂さんにインタビューした記事を載せてあるんだけど、
「物語の風呂敷は、畳む過程がいちばんつまらない」
だそうで、
「物語の風呂敷は広げられるけど、いかに畳まないまま楽しんでもらえるか、それから、いかそれでも読書に納得してもらえるのか」
んー。それならやっぱり、ミステリの域に入って欲しくないなぁ。
ミステリとして、やっぱりみんな読んでるわけなんやから、やっぱり
なんで犯人にされたん?
っていうのは、知りたかったなぁ。
だって、それがこのトピックなんでしょ?納得いかん!!なんで?って。
それを畳まないで楽しんでもらえるかって、もちろん伊坂さんは、そこに自分自身を費やしたんだろうけどさ。
ターゲット箇所が違ったんよねぇ。
結局、そこには触れられてないってことは、初めから原因のことは考えてないのか、考えていてもあえて表記しなかったのか、謎ばっかり。
もう伊坂さんの本は読まないと思う。
★☆☆☆☆(1.0/5.0)
*2011私本論: 26/100, JAN:18, FEB:6, MAR:2







