小学生の頃、
保育園のアルバムの友達の顔を
油性マジックで
黒く塗りつぶしたことがあります。



なぜか気に食わなかった
1人の女の子の顔を
全部。全部。



その子のことが
なんでこんなにもムカつくのか憎いのか
当時は理解できませんでした。



だけど、
なんでか分からないけど
一緒に遊んでもいたんだよね。



子どもの頃の心境って複雑😅



黒く塗りつぶした時は
憎しみの塊だったけど、
その後残ったのは後悔でした。








『なんでこんなことしちゃったんだろう…』
『こんなことしちゃったわたしは最低な人間だ…』



ずっと、
ほんの数年前までそう思って
生きていました。



だけど、
自分と向き合ったからこそ
今なら分かる。



ただただ、
羨ましかったんだ。



わたしは5歳の時に
家族に冗談で海に置いてけぼりにされた時に
強烈に『わたしは愛されていない』と
思い込んだんだけど、



だからそれ以降のわたしは
『愛を感じたい』『愛されたい』が強くて、
ほとんどの行動の原点は
『愛されるために』だった。



『愛されるために』人に合わせて、
『愛されるために』空気を読んで、
『愛されるために』良い人をして、
『愛されるために』弱さを隠して強く見せてた。



その憎かった女の子は
そんなに友達が寄ってくるタイプの子
ではなかったんだけど、



それなのに
『好かれるために』
何かをする子じゃなかった。



わたしは
誰に対しても態度を変えないその様を見て
その子から『自信』を感じてたんだ。



もう少し大きくなってからも
憎い子がわたしの世界に現れました。



その子も前者の子と同じように
あまり周りに好かれるタイプではないけど、
すんごく堂々としていて
『自分』を持ってる子でした。



自分の意見は
誰にでもハキハキ言うし、
とにかく堂々と存在してた。



嫌われることも
1人になってしまうことも
まったく恐れていないように。



わたしからは
そんな風に見えていた。



わたしはずーっと
嫌われたくなかったし、
嫌われてしまったら
ひとりぼっちになると思ってたから、



それが恐すぎて
自分の気持ちよりも
他人の目の方が大事だったんだ。



だから、
人の目を気にせず堂々としてる様が
すごーーーーく羨ましかったんだ。



孤独を恐れず
どこに居ても“自分”で在る姿に
強烈に憧れてたんだ。



ムカつくほどに、
憎しみが湧いてくるほどに、
『わたしもそうなりたい‼️えーん
と思っていたんだね。



でもね、
憧れるってことは、
“あなたにも出来る”
ってこと。



憧れを見つけたら、
魂からの合図なんだ。



『本当のあなたはこうでしょ』
と、魂が魅せてくれているんだ。



だから、
本当のわたしは
あの女の子たちのように、


自分の中に
しっかりと自分だけの正解を持ち、
他人に左右されない芯の持ち主

なんだな。



愛想笑いなんてせず、
気を遣って
自分を変えることなんてしない。



人に嫌われることよりも、
自分で在ることを優先する。



そんな力強い女性が
本当のわたしなんだ。



小学生の頃に既に
怒りよりも激しい憎しみという感情を抱くぐらい
わたしが憧れていたものはこれだった。



それほどまでに
自分で在りたかった。



アルバムを黒く塗りつぶしたことも、
友達のフリして
上っ面だけ仲良くしながらも憎んでたことも、
ずっと後悔してたけど
もう後悔なんてしなくていい。



本当のわたしを
教えてくれてありがとう、だ。



過去に
間違っていたことなんて
ひとつもないんだ。
  

  
全部、全部、
『本当の自分を思い出すため』のこと。
 

 
わたしも
隅々まで自分を愛して、
しっかり自分の軸をもって
本当のわたしで生きていく。








この出来事は記憶にはあったけど、

何故かちょっと前に思い出した。




ちゃんと向き合ってなかったから

向き合ってみたら、

ちょうど今のわたしに必要なことでした。




後悔していた『ごめんなさい』の気持ちと、

『そんな人間だから愛されないんだよ』

と言われているような悲しみを

感じ切ったら抜けたんだけど、




感じ切ったあとは、

後悔や悲しみは浄化されたように消えて、

ただただ『愛』を、『真実』を、思い出すんだ。




『愛』とは、

もう既に愛されていたこと。




『真実』とは、

記憶に残る過去の出来事の全てが

本当の自分を思い出すために起きていたということ。




それらを

感じ切る事で思い出すことが出来る。




魂が決めてきた

人生という名の旅の謎解きが進むと同時に、

自分の役割が見えてくる。




わたしはこれが楽しくて仕方ない照れ



幼いころから
『わたしの使命ってなんだろう?』
と考えていた子どもだったけど、



この『点』の出来事が、
『線』になっていく感覚が面白すぎる。



傷ついた過去はそのまま残っていて
現在進行形でネガティブな感情として
『見て!』と言ってくるんだ。



だってそこには、
『愛』や『真実』という
『本当のこと』が隠されているから。



だからわたしは
ネガティブな気持ちを感じたら
過去に遡って思い出して
一緒に感じてあげて欲しいな、って思うんだ。




嫌だった過去が
煌めきに変わるから✨




『ネガティブな感情の取り扱い方』は
やっぱりずっと伝えていきたいことだと
再認識しているので、
また投稿していきますまじかるクラウン




寺嶋美絵