気仙沼 男山本店お酒

MIE's MIKAI WORLD★

前のBLOG
でもご紹介しましたが
横浜のY152のイベント出店のきっかけを作られたのが
男山本店 の菅原昭彦さん。


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Y152でのお話を伺うと共に、
気仙沼と食についての取り組みのお話も聴かせて下さいました。

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気仙沼では、スローフード気仙沼 というプロジェクトがあり、
子供達の食育に力をいれています。

2002年からその食育の一環として、
市内の小学生~高校生を対象に、
地元の食材を使ったアイディアレシピを競う
“プチシェフコンテスト”を開催。

最初の開催から、三國清三シェフ と、
ソムリエであり利き酒師の木村克己さんは
審査員として参加されていて、
この度の震災を受けて、
Kesennuma Aid Project を立ち上げ、
長期的に、様々な支援活動を行うそうです。

ホヤ大使でもある三國シェフは、
既に一度、気仙沼で炊き出し支援をされていて、
6月にも再び訪問されるとのこと。

また、木村克己さんは、
プチシェフコンテストに関わることになった理由が、
お祖父様が気仙沼出身であることと、
木村さんご自身が、神戸市東灘出身で、
阪神の大震災の時に、いち早く、
気仙沼の船主達が支援物資を船に乗せて
運んできてくれたことへの感謝からなのだそう。

このプチシェフコンテストはじめ、
様々な気仙沼の食に関する町づくりに携わっているそうです。

さらに、
気仙沼が食材の宝庫であるからこそ
これからもその姿を・・・という想いが強いのは、
アクアパッツア
の日高良実シェフも!と。

木村さんの紹介で、
気仙沼で初めて食のフェアを開催したのが
日高シェフで、その後毎年スタッフを気仙沼へ派遣して、
気仙沼の食材の魅力を勉強させているとのこと。

そんな日高シェフからは、
震災後すぐに心配の電話がかかってきて、
「何か出来ることは。」という連絡が2度あり、
その後、「いても立ってもいられなくなったと。」
直接気仙沼にいらっしゃったのだそう。

三國シェフも、日高シェフも
本当に温かいシェフだなと改めて感じると共に、
気仙沼の食に関係する方達とシェフ達の繋がりの
深さを感じました。

ナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォーク

菅原さんは既に一度5月11日・12日に
横浜郵便局の前で、
“蒼天伝”などの銘酒の販売を行ったそうで、
300本ほど用意した全ての日本酒が
驚く速さで全て売れていったことを教えて下さいました。

(BLOGにコメントを下さったPIET4 Kanaさんは、
足を運んでいらっしゃったようですね!)

ただ、気仙沼は、
震災でほとんどの特産品が流されてしまい、
さらに、津波と火災で仕事場が
壊滅的な被害を受けてしまったので、
今、生き残った僅かな特産品を売っているけど、
次の段階で販売できるものが無い・・・とのこと。

その次を長い目で待つことと、
その待っている間でも、何か力になれることが
あればいいなと思います。

また、今回の震災を受けて、
「距離感が近くなったことを感じる。」
というお話を伺いました。

これは私もそうだと感じることが多いのですが、
そういう距離感が、
またさらに、そして、一人でも多くの人と
4日・5日の山下公園でのイベントで、
近くなっていくといいなと思います。

男山本店からは、
加藤さんというお子さんが産まれたばかりの
男性が販売にいらっしゃいます。

新しい命を育てるために頑張っている
加藤さんの応援も是非!