最初は、道路も街も被災しているとは思えないほど
普通の光景が広がっていたのですが、
車が進むに連れ、徐々にその被害を目の当たりに。
石巻駅そばの商店街。
数週間前に一度足を運んでいる有馬さんは、
こんなに片付いているなんてと驚いていらっしゃったほど、
道は片付き、街灯もついていました。
でも、道の左右には瓦礫の山。
お店も傾いたり、崩れていて、
信じられない光景が・・・
石巻市役所に最初に向かう予定だったのですが、
予想より随分早い午前4:30に到着したので、
現状を見るために、石巻から女川へと向かいました。
海まで距離があるこんな住宅にまで
漁船が流されていて・・・
海に近づけば近づくほど、
建物の姿はなく、ただただ、瓦礫がそこに。
津波の威力と、その高さにより明暗が分かれたことが
目ではっきりと分かります。
瓦礫とはいうものの、
元々はそこに住む人の大切な家であり、
家財であり、暮らしという宝物。
TV画面で見る光景は“瓦礫”でしたが、
そこには、忘れてはならない“人のストーリー”がありました。
どうかご無事でいらっしゃいますようにと
何度も、何度も、何度も・・・・祈りました。