うわっと筋肉痛です
いろんなとこが痛いのね。
夫はこの10倍じゃないかしら。
…
今日のほぼ日で出会った言葉…。
「寂れる」。
古い、とは違う
見捨てられたものがその様になる、
という。
気持ちを注いだ手入れをされず、
その物が寂しいと呟いて
俯いた姿。
それを、寂れる、というの。
糸井さんは、
人もそうかも、と言う。
ほほう。
中高生の頃に
古本屋さんで糸井さんの著書に出会って
かなり親しくしてきたのだけれど…
そうねそうねそうね。
の、そのあとに残る
ぼんやりとした気持ち。
なんだろう…。
私は
寂れた、の
受信アンテナを持つということを
思いついた。
寂れた理由。
かつてあった輝きの発掘。
どんなものにも存在の意味はある。
寂れた景色も
また…
それを見て沸き起こる気持ちも…。
…
昨日の話に戻ります。
土をスコップで掻き出す…
その作業を繰り返す私たち。
ふたりでお喋りしたり、
途中で通りを歩く
ご近所さんが話しかけてきたり…
そんななかで
ふと見る夫の姿は
なんだか知らない人みたいでした。
よく知っていると思っている人でも
不意に全く知らない人のような
そんな雰囲気…というのか、
そういうのを纏う瞬間がある。
んー、
はげしく苦しい作業のときって
見える世界もすこし変わって
それが夫を知らない人に見せたのかしら。
どうかしら。
…
…
…。
mieru