「エルヴィス」観てきた…。


ざっくり…

かのエルヴィス・プレスリーが

マネージャーに搾取されて

使い捨てられた、というお話ですね。

チガウ?





おもしろかったです。


なにが?って…

一言では言えないんだけども…

ちょっと書いていきますねー看板持ち


あ、今日は

エルヴィスではなく

プレスリーと呼んでみます。




はい、悪者!




プレスリーのマネージャー、

トム大佐です。

彼の冒頭の独白がなんとも

映画「アマデウス 」のサリエリ的!

これは狙ってのことなんだと思うけど

早々に私の頭のなかには

リンクがはられちゃった。



それから、この作品…

このあいだ見た

「華麗なるギャツビー」

バズ・ラーマン監督なんですね。



華やかな光あふれる映像に

わくわくさせつつ

そのおなじ光に

虚しさや切なさを語らせる感じが

ギャツビーとリンク。


こういうのって

本当は映画を楽しむうえでは

雑音になるかもしれないけれど、

私はおもしろかったなー。



あとは…



ステージに立つプレスリーを見て

客席の女性たちが歓声をあげるシーンでは

鈴木蘭々さんの

「rock'n' roll far east 」という曲…


プレスリーのパフォーマンスは

ウルフルズの「やぶれかぶれ」のMV…


(プルプル  ガ ドーニモ トマラナイ!)


うかんできた!


私のなかに

プレスリーにつながる引き出しも

あったのね。




いや…

そうじゃない。



プレスリーって…

ほんとに

たくさんのものを作り上げて

遺したスターなんだ。


「エルヴィスのことは知らない」

な、私ですら

彼の遺産を間接的に受け取っていたんだわ。







でもさ

これ、長い映画なのに…


長すぎるとは感じなかったけどね、


この尺を使うなら

もっとプレスリーというひとのことを

わかりやすく教えてくれてもいいのにな

と思いました。


私はこの鑑賞で

プレスリーに会えた気はしなかったの。


音楽もおかあさんも

奥さんも子どもも…

彼が大事にしていたことはわかるけど、

ぼんやりとしか見えてこないし


彼の作り上げてきたものも、

そこまで大きく世界を変えたと

わかるようには描かれてなかった

気がするんだよね。


わかったのは

プレスリーは歓声によって輝いて

歓声に殺された、ということかな。


もう一回見たほうがいい???



もうちょっと言うと、

んー、

言いたくないけど…


「エルヴィス・プレスリー」

という名の熱狂は…

プレスリーと

あの極悪マネージャーが作り上げた

「作品」なのではないか、

とも思うよね。


トム大佐の手腕というのは

どんなもんだったのかなー。







「rock'n' roll far east 」 鈴木蘭々


作詞 : 相田 毅

作曲:筒美 京平


メンフィス生まれの パパの自慢は
ジルバにチークダンス ツイストが得意
ちょっと腰振れば 娘が騒いだもの

ママと恋におち この国住んで
とてもHappy でもねダンスはごぶさた
OH GOD! 仕事 仕事で
タンスに皮ジャン泣いている

パパの血を引いて あたしもRock'n'Roll
土曜の夜はずっと コンビニのパーキング
ムーンライト照らされて ダンスパーティー開くの

あたしが踊れば 男は騒ぐ
彼はジェラシー おいで!あたしが手ほどき
シャイね ダサイシャツもね
素敵に可愛くしたげる

ぐっすり寝てるパパ 気づいてたみたい
ちゃんと後つけて 車から見てるわ

パパも踊ってよ 皮ジャン着てさ
ママも呼んで 今夜メンフィスのステップ
踏んで見せて 二人が出会った月夜に似てるでしょ

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mieru