去る1月9日。DVDで鑑賞。
とてもおもしろい作品でした!






昨年の末にみた
「ブーリン家の姉妹」が
思いのほか好みで、
私ってイギリスの王室ものが
すきなのかなーと
この作品の鑑賞に至ったのですが…


やっぱりすごくすきだった!

衣装や
インテリア、←と言っていいの?
本物のお城(ウィンザー城)での
撮影だったようですね。
ほんとにすばらしかった。
広角での映像もとても効果的に思えました。
映像と音楽…

すべて好みでした。

あらすじはこちらで。




作品の舞台となる
1708年のイギリス…統治は
このアン女王(オリヴィア・コールマン)により行われていたのですが…


情緒不安定で政治には関心のない
アン女王。


実は国は側近で幼馴染みでもある
レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)
の知性により支えられていたんですね。


女王陛下のお気に入りだった
彼女。


ところが
サラの親戚である没落貴族の娘、
アビゲイル(エマ・ストーン)が
王宮に女中として
雇われることになり…


彼女もまた
「女王陛下のお気に入り」に。

対立する2人。
がつがつとその座を奪い合う様が
かっこいい!

そしてとりまく野望を持った
男性たちも
うっすらといましたね(笑)。
ここでの男性って、ちょっと
阿呆のようだな、と思うシーンが
多かったですにやり


……



そして3人の女性…
アンの空虚な心模様、
アビゲイルのしたたかさ、
サラの正義と優越感、
それぞれの目立つ景色のその奥に
別の世界を内包しているのを
うまくのぞかせてくれているのが
よかったな。

ひとって多面体。
それはエンターテイメントの世界でも
そのように描かれていると
なお、おもしろい!



私のいちばんの
お気に入りはサラでしたよ。
ほんとにかっこよかった!


顔にできた傷を隠すための
黒いレース…。
美しくて、息を飲みました。


エンディングはなんと
エルトンジョンでした。




昨年のロケットマンから
エルトンとは親しくしていて(笑)、
なんだかうれしかったです。



ささっと駆け足の
感想とも言えない感想でしたが
今年の映画1本目の鑑賞は
こんなところです。

今年はこんな感じで
映画の記録も全部残せたらいいなーと
思っています。







mieru