こんにちは。
高浜です。
資金繰り予定を管理することについて、短期(=直近3か月の確定ベース)予測について申し上げましたが、
「お金のすべての予測」という点で、この短期だけで十分でしょうか?
会社を経営する、しかも「長く会社を存続、安定、成長させる」という点において
もう一つの重要な“視点”があります。
それは
「いまの経営のやり方・構想(新規計画)で向こう1年間のキャッシュはどうなる?」ということです。
このために、「長期資金繰り管理」も必要となります。
ここで図の見方をご説明致しますと、
・現時点:7月終了
・折れ線グラフ:各月末残高、棒グラフ:各翌月支出合計
となります。
そうしますとこの図では
・7月終了時点予測では10月に資金ショートしてしまう
・各月残高は翌月支出額よりも不足している
⇒入金予定が大幅にずれると、払えないものが出てくる!
ことが判明します。
そうすると、ここからが「経営の御仕事」となり、例えば
・資金調達時期&金額決定と活動方針策定
・収益体質の改善
・直近入金案件の条件見直しや得意先さまへの「変更御願い交渉」
・コスト整理検討
というところでしょうか。
要するに、このような「悪い事実や予測」であっても、もしくはその逆であっても
早め、早めに「リアルな予測」を経営者さんが把握できる体制が必要なのです。
ちなみにこのグラフの元データは
こちら、いわゆる「簡易式キャッシュフロー計算書」を土台にして作った予定表です。
今回はインパクトが強いと思いますので(笑)
次回また、この元データの解説含め、重要なポイントをご説明致します。
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