向こう1年間のキャッシュ予測を見て、経営判断! | 今さら聞けない!会社生き残り・成長の秘訣は【経営の見える化は“見せる化”なり】ブログ

今さら聞けない!会社生き残り・成長の秘訣は【経営の見える化は“見せる化”なり】ブログ

「成長する・安定する」会社経営を行うためには
社外・社内の様々な方々の協力が必要です。

その為に
「現在、過去の真実と未来の予測図を見せる」ことが重要ですが、
その前に【自分達が見えている】ことがもっと重要です。

こんにちは。
高浜です。



資金繰り予定を管理することについて、短期(=直近3か月の確定ベース)予測について申し上げましたが、
「お金のすべての予測」という点で、この短期だけで十分でしょうか?



会社を経営する、しかも「長く会社を存続、安定、成長させる」という点において
もう一つの重要な“視点”があります。



それは
いまの経営のやり方・構想(新規計画)で向こう1年間のキャッシュはどうなる?」ということです。
このために、「長期資金繰り管理」も必要となります。

  
では今回は先にこのグラフをご覧ください。
 
利益とキャッシュを増やす!【経営の見える化】ブログ-長期資金繰り管理①

ここで図の見方をご説明致しますと、
 ・現時点:7月終了
 ・折れ線グラフ:各月末残高、棒グラフ:各翌月支出合計
となります。


そうしますとこの図では
 ・7月終了時点予測では10月に資金ショートしてしまう
 ・各月残高は翌月支出額よりも不足している

  ⇒入金予定が大幅にずれると、払えないものが出てくる!
ことが判明します。



そうすると、ここからが「経営の御仕事」となり、例えば
 ・資金調達時期&金額決定と活動方針策定
 ・収益体質の改善
 ・直近入金案件の条件見直しや得意先さまへの「変更御願い交渉」
 ・コスト整理検討

というところでしょうか。


要するに、このような「悪い事実や予測」であっても、もしくはその逆であっても
早め、早めに「リアルな予測」を経営者さんが把握できる体制が必要なのです。


ちなみにこのグラフの元データは



利益とキャッシュを増やす!【経営の見える化】ブログ-長期資金繰り管理②
こちら、いわゆる「簡易式キャッシュフロー計算書」を土台にして作った予定表です。



今回はインパクトが強いと思いますので(笑)
次回また、この元データの解説含め、重要なポイントをご説明致します。



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