こどもちゃれんじ

車に乗って駐車場を出る頃には17時を過ぎていました。


旦那に連絡したかったけど、仕事中は携帯を持つことができず、残業をするので20時まで家に帰ってきません。仕事が終わったら電話をするようLINEメッセージを入れました。


次の日は仕事の予定だったので、先に職場に電話しました。泣いたら困らせるだけなので、泣かないで電話しようと思っていたのに、どうしても涙が出てきます。

上司は

「そっか…。勤務は調整するからゆっくり休んで。」

と言ってくれました。


そしてそのまま、娘を迎えに行きました。娘の顔をみた瞬間、愛おしさと尊さが途端に湧いてきて、思わず抱きしめました。

娘の存在にとても救われました。


家に帰って夕飯を食べて、旦那からの連絡を待ちます。

19時半、旦那から電話がかかってきました。

「どうしたん?」

と聞かれて

「赤ちゃん、ダメだったんよ…。処置で入院しなくちゃいけなくて、仕事休んでもらうことになると思う。」

いっちゃんを抱っこしてたからでしょう。泣かずにわりと冷静に伝えることができました。


「そっか…。仕事は休むよ。帰ってから話そう。」

と、言ってくれました。


旦那が帰ってきて、何も言わずに私の頭を2回、ポンポンしました。

その瞬間、堪えていた涙が出てきて止まらなくなりました。3人でお風呂に入って、落ち着いてから旦那のご飯の用意をしながら話しをします。


入院をいつからするか、染色体検査はするか、両親にはどの段階で報告するか


流産処置は早い方がいいだろうということで、21日から入院して22日に処置を受けることにしました。

出産一時金も出るし、保険もおりるのでできることはすべてしようと、染色体検査もすることになりました。