私の母は7人兄妹で
最近おばちゃんとの関係性で
とても疲れている模様。


すぐ上のお姉ちゃんで
スピリチュアルに長けていて
人を癒すこと
傷を治すことを生業とし
そして包み込むような優しさがある
その癖
すごく謙虚な人だった。


20年前までは。



それが
いつしか
実績と共に名声を手に入れ
変わってしまったのかもしれない。


残念だけど
私も20年ぶりに話した
おばちゃんは確かに
謙虚さの欠片もなくなっていた。


それが
母はとても悲しいとゆう。


そして
何十年も前に亡くなった両親が
未だに苦しそうだと聞く事や

他の兄妹の悪口を
昔あった事を
今さら聞く事が
とても、しんどいと。


何度かブログには
母の事を書いてきてるけども

私の母は
一見冷たそうだし
あっさりもしていて
愛情表現が苦手な人。


だけど
心の中は
とても温かくて
ものすごく情に熱いひと。


だから
兄妹の事も
親の事も
家族の事をすごく愛していて
亡くなった母親が苦しい話なんて
聞くだけで辛い
兄妹の悪口を聞くと傷つくと。


でも
私はおばちゃんの気持ちが
とても良く分かる。



7人兄妹の中でも
1人ずば抜けて
スピリチュアルな部分が強く
異端児で
70歳の今でも
きっと孤独なんだと


その辛さが
痛い程分かるから
一番フラットに話を聞いてくれる母に
自分の事を知って欲しいんじゃないか


地位や名声なんて関係のない
1人の人間として
弱音を吐きたいし
辛かった話を
今さらだけど


今だから
聞いて欲しい。


きっと
そう思ってるんじゃないか


その孤独感が
どれ程の物なのか
分かるだけに
とても胸が痛くなる。



だけど
母は聞いてあげなきゃ
と思う気持ちと
もう聞きたくない
と思う気持ちで葛藤している。


『今さら…』
『そんな昔のはなし…』


ほんとに
そうなのかな?



私は
『今さら…』だから
『そんな昔のはなし…』だからこそ
言える事ってあると思う。


ってゆう話を
昨日していて


それでも
納得がいかない母に
思いきって言ったのよね


私さ
もう30年近く前の話で
中3の時やねんけど…

◯◯くんと
付き合ってたやん?

その時
友達と二人がかりで
犯されそうになった事あってさニコニコ

飲み物に
強いアルコールや
安定剤やら入ってたみたいで…


それは
人からしたら
『今さら…』かもしれないし
『そんな昔のはなし…』かもしれない。


けど
私は30年経って
ようやく友達に話してん。


ううん。
30年経ったからこそ
言えたことやねん。


やっと
笑って話せるようになったんかなニコニコ


ずっと
苦しかった訳でも
ずっと
引きずってた訳でも
フラッシュバックがある訳でもない。


ただ
その時に傷ついた
心の傷って
何十年経っても

男の人が怖いとか
触れられたくないとか
二人になると動悸がするとか


多少の副産物は
ついて回るけどさ

そんな昔の話だけど
誰かに聞いて欲しかってんニコニコ

だから
おばちゃんも
きっと当時は言えへんかったんと思う


今だから
今やからこそ
言える事もあるんだと
思ってあげて欲しいニコニコ



って
さらーっと
本当にさらーっと
笑いながら話したつもり。



その話を聞いた母が
愕然としてるのが
電話越しでも分かった。


『なんで…』
『なんで、そんなこと…』


何度となく言った後に

『そんな事も知らずに母親してたなんて…』

呟いた母に
申し訳なくて
涙が出そうになった。



ほら
そうやって傷つけちゃうやん?


悲しませちゃうやん?


だから
誰にも言えなかったんだよ


大切な人が悲しむ姿は
見たくないんだよ。


その当時
そんな話をしたところで


お母さんは悲しむし
お父さんは相手に切れるだろうし



そんな姿を見て
スッキリするどころか
また私は罪悪感に苛まれる。


誰得にもならない。


それに
いつも自分を振り返ること
問題は
相手じゃなく
自分自身にあるって
育ててきてもらったお陰で
乗り越えられたんやと思うから


それこそ
『今さら』
気に病まんといてなウインク


とは言ったけど…


きっと
心を痛めてる事だろう。


きっと
母親やのに…とゆう
罪悪感に苛まれてるだろう。


きっと
泣いてるだろう。



話さなきゃ良かったかな。。。


知らずにいた方が
お母さんは幸せだったかな。。。


そう思う反面



孤独なおばちゃんを
少しでも
掬い上げて欲しいと願ってしまう。


自分の痛みよりも
人の痛みを


自分の心の傷よりも
人の心の傷を
優先させてしまうからこそ
言えない事もある。



苦しかった気持ちを
辛かった気持ちを
手放す為に


なるべく傷つかない相手を選んで


謙虚じゃなくなったのは
自信がなくなったから。


昔の話をするのは
辛かった当時の自分を
分かって欲しいから。


寄り添って欲しいから。


ただ、それだけなんだと
また
フラットな目で
おばちゃんの話を聞いてあげて欲しい。


おばちゃんには
お母さんしかいないから。



誰にも
分かってもらえないって
とても孤独だから。



どうか
届いて欲しい。
















お母さん




あんな話して
ごめんね。。




今さら
傷つけちゃって
ごめんね。。