ドキドキの検査結果の日が来ました。
今日は1時間待ち。
うん。うん。だと思いました。
この間に買い物でもしておこうかな。
今回はうまく時間をつぶして、診察の順番がきました。
今日も、顔艶が良い先生。
さすが皮膚科医だなーと、妙なところで感心。
「お待たせお待たせ。
あー、やっぱり掌蹠膿疱症だったよ」
やっぱりかー。
なんだか病名が明確になり、スッキリした気がします。
「この診断をかかりつけの耳鼻咽喉科の先生に伝えて。紹介状書いてもらって、大きな病院で扁桃腺の手術だね。かかりつけの耳鼻咽喉科ある?」
「はい。花粉症なので。この近くの●●クリニックにときどき行ってます」
「あー、◯◯先生のところね」
「え!え!え!
その病院で手術はできないんですか」
「大変な手術だし、入院も1週間くらいするから、大きい病院じゃないと無理だよー」
「そうなんですか。
あの…いっぱい血が出ますか?」
また幼稚なことを聞いてしまった。
お医者さんや看護師さんの前だと自分が無知な子どもになったような気持ちになります。
「でるよー。喉だからね。だから、大きい病院に行かないと」
そうだったのか…かかりつけの耳鼻咽喉科で、日帰り手術くらいのイメージでした。
軽く殴られたような衝撃です。
「今日からは飲み薬も出すねー。
漢方どう?」
「漢方ですか…お恥ずかしながら粉薬が飲めないので、漢方だとなおさら飲めません。
すみません…」
「はははー。大丈夫大丈夫!カプセルの漢方だから。
それから今日から光線療法やってみましょう」
「はあ…光線療法って、痛いですか?」
「じんわりあったかい感じ。週に1回通ってもらって、少しづつ強くしていくよ」
「効きますか?」
「ゆっくり効果が出てくるよ。
あっ!でも、少し日焼けするね。大丈夫?」
「うーん…日焼けは嫌ですが、この手荒れの方がもっと嫌なので大丈夫です」
正直、日焼けはやっぱりやだなー。
そこは折れるしかないか。
手術の件で動揺状態のまま看護師さんに誘われ、別室にて光線療法へ。
促されるままに、アウターと靴下を脱ぎ、ベッドでスタンバイ。
サングラスをかけた看護師さんに、サングラスをかけさせられ、機械をセット。
「じゃあ、1番弱い強さからスタートしますね」
「あっ!あの…なんか怖いです」
思わず手を引っ込めてしまう。
手術のことで頭がいっぱいだったけど、初めての光線療法なので、なんだか怖い。
「大丈夫ですよー。痛くないですよー。
もう少し強くなってきたら、痛く感じるときがあるので、そのときは教えてくださいね」
サングラス看護師とサングラス患者が向かい合い奇妙な感じで、いよいよ初めての光線療法スタート!
ん?
ふあっとあったかい気がするようなしないような。
光の放射口が小さいので、手のひら、手足の指関節、かかとと少しづつ移動しながら当ててくれました。
数分で終わりました。
「大丈夫でした?来週から、少しづつ上げていきましょうね」
「はい」
サングラスにマスクの看護師とサングラスにマスクの私。
傍から見たら奇妙な光景なんだろうなと1人想像して、クスッとしてしまいました。
とりあえず、診断は出ました。
ここから、かかりつけの耳鼻咽喉科に行かねば。
でも、イメージしていた手術とはかけ離れていたので、かなり不安に気持ちになってきました。
今回はデルモベート軟膏0.05と黄連解毒湯エキスカプセル。
このステロイドも一軍の強さですね。
よし、耳鼻咽喉科に行って、前へと進もう。
「ハンドケア」というテーマで、更新していましたが、「掌蹠膿疱症」という新しくテーマを作りましたので、掌蹠膿疱症関連の記事は「掌蹠膿疱症」のテーマで更新しますね。
補足
掌蹠膿疱症の原因と考えられる歯周病や口腔内の金属アレルギーなどの可能性について
もともと金属アレルギーでしたが、数年前に金属アレルギーが悪化したことがあり、歯の金属はできる限り取り外し済み。
また歯周病になったことはなく、直近の定期検診でも歯周病ではありませんでした。
喉はここ数年調子が悪いことが多いこともあり、私の場合は扁桃腺の可能性が高いということのようです。
掌蹠膿疱症はさまざまな原因があります。
扁桃腺とは限らない場合もありますので、参考まで。