瀬戸内海を往く新日本海フェリー「あかしあ」 | ちょっと港へ行ってきます!

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お船観は穏やかにできるえぇ趣味ですなぁ

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年末年始の帰省シーズンが終わり、広島は長距離カーフェリーのドック入りラッシュを迎えます。

新年早々に瀬戸内海へやって来たのは新日本海フェリーの「あかしあ」。

マリトラをチェックすると行き先が土生(はぶ)なのでJMU因島工場への入渠ですが、来島海峡の大型船入航予定には上がっていないので三原瀬戸を抜けるものと思われます。

年始のあいさつを兼ねて、広島の客船ヲタの重鎮、DOCKさん にLINEを送ってみると、仕事のため行かれないとのこと。
それなら仕方ないので、DOCKさんの代理で三原までひとっ走りすることにしました。


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今回撮影場所に選んだのは三原市の筆影山。
ここから望むことができる多島美は瀬戸内海でも随一と言われるほどで、春には花見もできるので自分も何度か訪れたことがあります。

DOCKさんはここでよく撮影されていますが、自分は船の撮影目的で来るは初めてですね。


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展望広場に立つと・・・えぇ眺めですなぁ。雲が多いのがちょっと惜しかったかな。

画像右方向からグレーの貨物船がやってきましたが、知る人ぞ知る「じょうみち丸」です。このアングルからはブリッジ下に描かれた「イルカに乗った少年」が見えないのが残念!


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マリトラで確認すると、「あかしあ」がやって来るまで少し余裕があるので、須波港で調達したタコ焼きをいただきます。

須波港のタコ焼き、ぷりっぷりのタコが入ってておススメなのですが、絶景を眺めながら食べると、より一層美味しいです!


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16時を過ぎたころ、高根島の向こうから「あかしあ」がやってきました。

ちなみに、向かって左奥に見えるのは内海造船の瀬戸田工場ですね。


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今の時期、16時を過ぎるとすっかり日も傾いていますので、写真を撮るには光量がちょっと厳しかったりしますが、夕日に照らされたカーフェリーというのも趣があってなかなかよろしいかと。


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佐木(さぎ)島の沖をゆっくりと航行中。

周防灘、伊予灘では約25ノットでカッ飛んでいましたが、三原瀬戸に入ってからは約11ノットとゆっくり進んでゆきます。


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今度は小佐木島をバックに。

ちなみに、佐木島、小佐木島は「新幹線駅から いちばん近い離島」っていうのが売り文句なんだそうで。


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目の前に来たところで船首部をズームアップ。

一年間日本海の荒波と闘ってきた疲れが滲み出てますね。


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因島大橋へ近づいてきたところで縦アングルで切り取ってみましょう。


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今度は横アングルで。

日頃は日本海を航行する「あかしあ」ですが、穏やかな多島美の中を往くのは一年に一度だけの貴重なショットですね。


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並んで航行する貨物船「新福寿丸」との2隻が織りなす波紋がなんとも綺麗でしたので・・・。


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この日最後の一枚。
因島大橋をくぐり備後灘へと抜けてゆきました。

新日本海フェリーのサイトによると、「あかしあ」は1月21日夜の舞鶴発、小樽ゆきから運用に復帰する予定です。それまで一年間の疲れをしっかりと癒してください。


今回初めてここから船の撮影をしてみましたが、それでなくても絵になる風景が広がる場所だけに、最高のポイントですね。

お陰さまで年の初めからいい写真が撮れました。
日頃から色んな撮影スポットを開拓してくださるDOCKさんには頭が上がりませんわ!