老人保健施設で過ごす父は
車いすに乗せられ
比較的元気ではあったが
誰ともコミュニケーションをとろうと
しなかったようだ
しばらく過ごすようになると
変化が現れた
大きな声を出したり
自分の部屋以外のカーテンを勝手に開けたり
車いすを自分の足でこぎ、いろんなところへ勝手にいってしまうそうで
基本的には歩いて転ばれては困るので
車いすには必ず乗ってもらうことが条件だった
そしてそれが、いわゆる「皆さんに迷惑をかけていた」ようだ
ある日、医者から呼ばれ
「お父さんですが、大きな声を出したり
車いすをこぐなど迷惑な行為があるので
ここにいる条件として、薬でおとなしくしてもらうしか
ありませんけど飲ませても良いですか?」と言われた
ここを出たら家に戻るしかない
誰が介護できるのか...
できない![]()
お父さんごめんね。
「薬をお願いします」![]()
そうするしかなかった...
そしてこのころ父は面会に行っても誰にも話をしなくなってしまった
続く...