今日も一日お仕事でした。
冬を越えたので少しは患者さんの数は減りました。
それでも人口の割には病院が少ないところでの大きな病院なので
結局はたくさんきます。
お買い物ついでにちょっとした質問があるから診察をみたいな感じで、みんな気軽に来ます。
病院としてはありがたいことだけど、こっちは大変よ~!
込んでしまうのでどうしても待ち時間が長い→患者さんが怒る→謝り、また診療にもどり、患者さんをみる→また、待たされているんだ!とイライラの患者さんをなだめる→診療にもどり次の患者さんを呼ぼうとしたら救急車で患者さん来院→割と重症なのでそっちに時間がとられる→待ってる患者さんが沢山。→ 重症の患者さんは入院→色んな指示をだしつつ待っている患者さんを診察→またも他の救急車で患者さん到着→診察・・・。
こんな感じで大忙しです。
いろんな検査をだせばその結果をみて、判断し、本人と家族に説明する時間もあるから、どうしても休日外来ってのは待ち時間が長くなってしまうのです。
まあ、ぼやきはこれくらいとして、今日は朝一に見た患者さんは、アル中でした![]()
日本酒4合
飲んでるから酔いがさめないし![]()
私「昨日はお酒をどのくらい飲んだのですか?」
患者さん「そんなこと、さっきもいったんだよ~!!きいてんのかよっ!オイ、看護婦さん!!」
・・・いつものごとく看護婦さんと間違えられたのはいいとして、この状況下ではまともに話せる状態ではないので、点滴でお酒が抜けるのを待つしかありません![]()
結局たくさん点滴を入れたら、朝とはころっと態度が変わり
「これから気をつけます
」
と普通の穏やかなおじさんに戻っていました。
アル中の患者さんとのエピソードは数え切れないほどです。
家庭がぼろぼろでお酒におぼれてしまった金髪のおばちゃんと、何時間も語り合ったこともありました。
おばちゃんは私の話になぜか感動したらしく、ぼろぼろ泣いて
「先生、ありがとう!私、生きるよ!がんばってみるよ!」と泣きながら笑顔で帰ていきました。
ちなみにそのおばちゃん、その後も病院ですれ違うと、遠くから「おーい、せんせーい!!」
と大きな声でバイバイしてくれ元気そうでしたが、結局お酒はやめられず、肝臓の具合も日に日に悪化していました。
ある日からぱったり病院にも来なくなってしまいました。
ばったり会ったりしては肩をたたきあいながらお話したおばちゃん。
酔っ払っているときのおばちゃんは、それは暴力的でおっかなかったけど、私には素直に色んなお話をしてくれたよね。とくに女の生き方をね。
外来で偶然会ってもいっつも「先生は○○に似てて(←とても恥ずかしくていえない!)あいかわらずかわいい(!?)ねえ」と、うつ病も併発して元気がないのに声をかけてくれたよね。
そんなおばちゃんがいきなりいなくなったから、ちょっと私はさみしくなってしまいました。
・・・と本日のアル中のおじさんがきっかけで、アル中金髪やや鬱おばちゃんを思い出してしまいました。
もう1年以上も前のおはなし。
あのおばちゃん、根はいい方だったな・・・。
どこかで元気でくらしていてほしい。。。そう願っています。