第25回は
「しあわせの隠れ場所」
です
物語は
実在するアメリカNFLのアメリカンフットボールの選手「マイケル・オアー」の生い立ちを描いた実話。テネシー州メンフィス。マイケル(クイントン・アーロン)はコカイン中毒の母と幼い頃に引き離され、半ばホームレスのような暮らしをしている中で運動能力を買われてキリスト教系の高校に入学することに。でも住むところもなく勉強するということを知らないで育った彼は学園でもかなり浮く存在。長女コリンズと長男SJをその学園に通わせていたリー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)はある寒い雨の日薄着で道を歩く彼と出会い一晩泊めることにする。見ず知らずの黒人青年を疑いながらも純粋で誠実に育った彼と接するうちに、マイケルをバックアップしていくことを心に決めるリー・アンとその家族。そしてマイケルはアメリカンフットボールで頭角を表して行く…
というお話。
サンドラ・ブロックがオスカーを穫りました。
最近仕事が忙しすぎてやさぐれていた私。
映画が見たい。見たい。見たい見たい!と思いつつ
全く時間がなくってやっと「トイストーリー3」を見たところです。
これ、良かった…泣いた泣いた。涙腺弱いから…
考えたんだけど、トイストーリーはどうも絵に起こしにくいので…
(ってもともと絵だYO!)
「しあわせの隠れ場所」を久しぶりのレビューに選びました。
この作品は公開時あまり話題にならなかったけど
すごく見たくてちょっと遅れて名画座で見ました。
予告見ただけで泣いてたし、私としては大好きなんだろうなと思ってた。
あのね…泣きます。
哀しいマイケルの生い立ち、そしてマイケルのように
支援のない子のほうがほとんどで、
ギャングになって死んで行くスラムの若者達の現実。
偶然テューイ家族に出会ったマイケルの物語は
本当に奇跡なんだと思います。
でも全体的に物足りなさも残る…
え?厳しい…? よね
うん。良く出来てるのよ。
サンドラも良く演じてるしマイケル役のクイントンもいい。(常に眉がハの字)
でも私は中盤のアメフトシーンがいまいちノレず、ちょっと長く感じた。
なんだろう。
あ、こうやってケチつけてるっぽい私がすっごい悪者に思えてきた。
そしてなんだか物足りないところなんかもないじゃないかという気持ちにも。
だっていい映画なんだもん!
これ、絶対皆さんに見てほしいんだもん!
たぶん…
「インビクタス~負けざるものたち」(クリント・イーストウッド監督)があまりにも良かったのでアメフト+実話つながりでちょっと比較してしまった自分がいます。
「インビクタス~」はすごく淡々と描いていて
ジッワ~~~~と感動が心に浸透してくる感じで。
その点「しあわせの~」はドリカムの歌っぽいっつーか
(アピールが強いっていうのかな)
「ほら!ここで泣いて!」と言われているようで…
それはちょっとサンドラにも言える。
キメッ!みたいな場面がいくつかあって
「ほら!この演技みて!」
見たいに思えたり…
実際リー・アンみたいにやることなすこと
自信たっぷりの人が周りにいたら
行動力は認めるけど友達になる自信ナイ
「ご立派ですぁ~ね~~」なんて嫌み言う友達の気持ちも
少なからずわかったりする私
そういうところをもう少し丁寧に描いて欲しかったんだよな
ああごめんなさい
ケチをつけるなんて…あああ
実話ってのはハードルが高い!
絶対にイイ話なわけだから期待値が非常に高い。
しかし…
とんだあまのじゃくだな、私は。
じゃあこれだけは言っておきます
「マイケル・オアー」さんは本人がものすごくかっこいいです。
エンドロールで実際の方々が見れるのでお楽しみに。
↑
7/21にブルーレイ+DVD
(公式URL)が発売になってますわよ
「インビクタス~負けざるものたち」は改めてレビューしよう。
南アフリカ舞台だし、アメフトのワールドカップの話だし
ね、今旬だよね!ってもう旬は過ぎたか…
旬と言えば小栗旬監督作品「シュアリーサムデイ」も観る予定
時間はあるかしら…
※読者登録、ペタともに皆様いつもありがとうございます
今月入ってから全然更新出来ず、それでも新しい方々が見に来てくださったり
メッセージを下さったりして本当に嬉しいです
私も訪問させていただくのですが、真剣にブログ拝見しているので
なかなか毎日お返し出来ないところが心苦しく…
それどころかマジでブログ読んでて
ペタしないでいる日も結構あったりして
何やってんだか
でも皆さんすごくマメだし素敵なブロガーの方が多いですねえ~
絵も漫画も写真もすごい上手な方ばかりで
勉強になります
今後ともよろしくおねがいいたします