こんばんは。
るろうにウサギ🐰です。
気になっていた漫画、
『君と宇宙を歩くために』1巻
を読みました。
(電子コミックを購入)
平成という、今より発達障がいとか軽度知的障がいとかその類いの個性の認知が今より世間的に低かった時代の、少し人より"普通"には生き難い2人の男子高校生が、友情を深めながら"普通"が蔓延る世の中とどう付き合って生きていくか向き合う話。
まずね。
私はね。
恐らく小林くんと宇野くんの持つ個性とは違うんだけど、2人の悩む面にめちゃくちゃ共感出来る。私も"普通"が出来ない人間だから
だからなんだけど。
こんな事を言ったら元も子もないんだけど。
以下、湧き出るモノをただ垂れ流す
「なんで普通に生きられる人達がいるのに、普通に生きられない私達は、なるべく"普通"の世界で生きられるように苦労しなくちゃいけないんだろうね。
苦労して生きる事に、何の価値があるんだろうね。
"普通"の人達にとっては、"当たり前の事が出来ただけ"じゃん。褒められる事ではない。
スタートラインに立つ時、"普通"の人達と比べるといつもすでにヘトヘトなんだ。スタートラインまでずっと走って来て、またスタートラインから走らなきゃいけない。宇野くんみたいに何か秀でている能力がある人ならいづれ何かに活かせる可能性があって良いけど、小林くんみたいなコミュニケーション能力があれば良いけど、小林くんにとっての朔くんみたいな理解者が傍に居てくれれば良いけど、"普通"じゃない人達の中で、これが揃っている人達ってどのくらいいるのかな?少なくとも、私には無いよ。
大変な人生しかないよ。
宇野くん、テザー作ってるけど、「あれしちゃダメ」とか「これは我慢」とか、抑圧的な事ばっかりじゃん。なんでそこまで個性を抑圧しないといけないの?
小林くんや宇野くんの"普通"は、どうすればいいの?
あ。『僕のヒーローアカデミア』の、ヴィランのトガヒミコが生まれる。」
なんかね。
私の色んな所に刺さる作品だから、冷静に感想を書くなんて無理だ素晴らしい作品なのはもちろん言うまでもないんだけどね感想を書くために何度か読み直しているんだけど、自分に刺さりまくって段々と言葉が浮かばなくなってしまったよ
そして『僕のヒーローアカデミア』のキャラクター、トガヒミコが浮かんだ。
生きるって辛い
だからこそ、私は人に寄り添える人間になりたい。宇野くんの全てを受け入れて自由にさせてあげる事は出来ないかもしれないけど、社会や常識故の"普通"ではなくて、各々の"普通"を理解しようとする人間でありたい。
小林くんも宇野くんも、"普通"の個性は持てなかったけど、優しくて暖かい個性を持った素敵な男の子だ