今回も「どんぐりルーレット」で紹介の順番を決めました。
一番手は、本はナシ。笑い話「火の用心」。飲んべえのおはなしでした(笑)
以下紹介順に
『はたらかないで、たらふく食べたい』(栗原康 タバブックス)
『老人ホームで死ぬほどモテたい』(上坂あゆ美 書肆侃侃房)
…この2冊はタイトルで笑える本、ですが、ちょっとシリアス。『老人ホームで・・・』は短歌集です。
『100万回死んだねこ』(福井県立図書館 講談社)
…100万回生きたねこ、ではありません。覚え違いの本のタイトル集! この本ありますか?と図書館に問い合わせのあった事例を集めた、ともかく笑えるマジメな本!
『笑うな』(筒井康隆 新潮社)
…SFショートショート集。表題作は笑えるようで笑えないようで、なかなか哲学的!
『ドキドキしちゃう』(岡本太郎 小学館クリエイティブ)
…岡本太郎の書を集めた小さな本。その1頁が「笑」。笑わない印象の岡本太郎にとっての笑いとは?
『笑いの哲学』(木村覚 講談社)
…良い笑い、良くない笑い、ユーモアとは、といったことを哲学している人文書。
『科学がつきとめた運のいい人』(中野信子 サンマーク出版)
『人生の目的』(本田健 大和書房)
『好きになられる能力』(松崎久純 光文社)
…この3冊は、脳科学者、経営コンサルタント、人材育成専門家が説く、笑える人生への案内書、といった感じでしょうか。
『県庁おもてなし課』(有川浩 角川書店)
…なかなか皮肉の効いた笑いを誘う作品ですね!
『サザエさん』(長谷川町子 姉妹社)
…戦後まもない頃に発行された第1巻をお持ちくださいました! 笑える本と言ったらコレ!ということで。
『あれも食いたいこれも食いたい』(東海林さだお 朝日新聞社)
…週刊朝日に連載されていました。たまたまブックカフェの日の「天声人語」で「派閥」の話題にからめて東海林さだおさんのフレーズ「おでんの世界も派閥でできている」を取り上げられたので急きょこの作品をエントリーされた、とのこと!
『国境』(南藻登 三一書房)
…紹介された方はこの本をお母様からプレゼントされたそうです(お母様はお読みになっていない!)。女性バックパッカーのトルコ〜インド一人旅のドキュメントノベル。主人公がにやりと笑うシーンがありますが、紹介された方は「逆に笑えない」そうです!
『裁判官の爆笑お言葉集』(長嶺超輝 幻冬舎)
…お堅い印象のある裁判官ですが、人情味あふれる個性的な方が案外多いみたいです!
『お金本』(左右社)
…明治の文豪から現代作家までお金にまつわるエピソードを集めた本。笑える話が多いようです!
『米原万里ベストエッセイ』(米原万里 KADOKAWA)
…50代で急逝されたロシア語通訳者・作家。下ネタを交えてのユーモアと毒舌あふれる文章は愛されていますね!
さて次回は第10回!
3月10日(日)13:30〜15:30
お題は…
「復」です!
自由に解釈して、これぞと思う本をご紹介ください!