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日刊ゲンダイ
感動の再会…イラクの野良犬と米軍女性兵士の切れない絆
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イラクに駐留した米軍女性兵士と、現地で助けた野良犬の心暖まる再会が共感を呼んでいる。

CBSテレビ「インサイド・エディション」(17日付電子版)などによると、米陸軍予備役のトレーシー・マクキザーン軍曹は2017年にイラク・クルド人自治区の都市アルビールに派遣された時、駐屯地の近くで飢えた母犬と3匹の子犬を見つけた。4匹は地元の人たちから石を投げつけられたり、蹴られるなどの虐待を受けていたという。

そのうち2匹の子犬がいなくなり、犬の母子は米軍、ドイツ軍、イタリア軍が共同で駐屯する基地で飼われることに。トレーシーさんは、残った1匹の子犬を、アルビールにちなんで「アービー」と名付け、殊の外かわいがった。アービーもよくなつき、トレーシーさんが1年の任期を終えてイラクから帰国する頃までには、切っても切れない絆ができていた。

どうすれば、アービーを米国に連れて帰れるか?

トレーシーさんは自身のフェイスブックに、「この子をアメリカに連れて行けたら」というキャプションを付けてアービーの写真を投稿。すると家族や友人たちから、支援してくれる可能性がある団体に関する情報が複数、寄せられたという。

そのうちのひとつ「パピー・レスキュー・ミッション」というNPO団体が、アービーを米国に連れて行くのに必要な予防注射や旅費などの経費3500ドルの寄付を募ってくれたため、アービーは米国に行けることに。

トレーシーさんは今年1月に帰国したが、手続きにあれこれ時間がかかり、アービーが米ニューヨークのJFK国際空港に送られてきたのは3月11日。そこで感動の再会を果たすはずが、トレーシーさんはちょうどその日、今度はウィスコンシン州のマッコイ基地に67日間、駐屯することに。

最終的にトレーシーさんとアービーは今月16日、フロリダ州のタンパ国際空港のロビーで再会。アービーが大喜びでトレーシーさんに飛びつき、じゃれあう様子が米国の主要メディアで放送され、さらにSNSで拡散し、共感を呼んでいる。

[ 以上、2018年5月26日 日刊ゲンダイより引用]