最近は日本でもすっかりポピュラーになった炭酸水。

「ガス入りウォーター」ですが、このガスは人工的に注入したものと天然のものがあるのをご存じですか。

 

南アルプス天然水スパークリングとかウィルキンソンとか。あれは二酸化炭素を添加した人工の炭酸水。

おしゃれなレストランで出てくる鉄板のガス入りミネラルウォーターの「ペリエ」とか「サンペレグリノ」とか。あれが天然炭酸水。

 

地中で天然炭酸ガスが混ざり湧きだしている天然の炭酸水は、炭酸がなめらかに水となじんでいるからか口に含んだ瞬間にスーッと泡が溶け込んでいくような感触が味わえます照れ


もちろん、パンチの効いた炭酸が好きな方は人工の炭酸水の方が、しっかりとした炭酸の泡の刺激を楽しめると思いますし、嗜好品なのでどちらの優劣もないのですが、私は断然天然派。

 

私は母方の家系が関西なので、どうも味覚は薄味傾向なのか、味付けのしっかりとした料理を連続して口にするのが苦手で・・・ショボーン



でも、美味しいものを堪能するのが大好きな私にとって、炭酸水は、一口で口の中をさっぱりリセットしてくれる心強い味方になり、毎日の食事に欠かせません。

 

でも毎日飲んでいると、やっぱり人工の炭酸水はちょっと刺激が強すぎて・・・。



自然なのか必然なのか、天然の炭酸水に体は適応し、いまではAmazon定期便で海外直輸入のペリエをテーブルウォーターとして毎日の食卓に常備しています。見た目もおしゃれで気分も揚がりますからねビックリマーク

 

 

そんな折、先日訪れたレストラン フィリップ・ミル で偶然出会った奥会津金山町のスパークリングミネラルウォーター。

 

 

 

さすが日本の水。


ほどよくミネラル分を含んだ軟水で当たりはとてもやわらか。



まさに「水があう」ということなのでしょうか。



飲み慣れた海外の天然炭酸水とはまたちがった、不思議と体にスーッと染み渡るような控えめな炭酸がとても心地よかったですドキドキラブラブ

 

この奥会津の炭酸水は、明治10年頃から旧会津藩士が白磁の瓶に入れ、「太陽水」と名付けて会津や近県の薬店で流通していたそう。



以降も各国大公使館や宮内省などの上流階級の間で愛飲されていたというプレミアムな一品です。



明治時代には「BANZAI MINERAL WARTER」として海外にも輸出されていたというから驚き。以外と日本人ってハイカラだったのですね。

 

 

 


〜今日のヒトサラ〜


愛媛県産マダイのグリエ 柑橘の香り

京都産大黒本しめじとポワローのエチュベとサヴァイヨン