今、これを書いている時点で、世間は暗い話題ばかり( ノД`)
私のような鉄旅好きにしては、旅行なんて以ての外というのが堪えます
しかし去年の今頃は、元号が変わるぜ、祭りだぜみたいなムードだったことを考えると、本当に一寸先は闇ですね
その去年の10連休GW、前半の鉄旅第1弾について先日書かせて頂いたのですが、今回は後半の第2弾を書いてみたいと思います
題して「ラ・フォル・ジュルネ東京と鉄分少々」
GW第1弾旅行を5月1日に打ち上げた後、5月2日と3日は休日出勤をこなし、鉄旅第2弾へは5月4日にスタートいたしました
…今考えたら、よ~体が持ったのぉ~と思います
5月4日は、北陸新幹線の始発かがやき500号にて東京へ
まずは今宵の宿がある新橋に行きました
大荷物を先に宿へ預けて、楽しようと言う魂胆です(笑)
しかし朝9時前だというのに預かってくれるなんて、ありがたいですね
さて今回のメインはあくまでも、有楽町の東京国際フォーラムで開催されている「ラ・フォルネ・ジャポン」や、上野で開催されている古典芸能観賞です。あくまでもメインは「芸」術鑑賞です、あくまでも
ただ、ちょっとだけ鉄分摂取も行いますが、ちょっとだけです、ほんのちょっと(笑)
とかいって、この先どう動くのか、この男?
…案の定、宍戸錠、早速我孫子駅に現れましたよ┐(´∀`)┌ヤレヤレ
何が目的かというと、普段は東京(一部新宿)からしか出発しない特急踊り子が、何故か常磐線の我孫子始発で運転されるんです。
これは乗ってみなくては
ということで、我孫子駅までやってきました。
我孫子駅にはやっぱり鉄ヲタがウロウロ
私は我孫子から小田原までの指定席を買って乗り込んだんですが、駅員さんの
「カメラを持った方、列車から離れてください」
という怒号にも近いアナウンスが、今でも忘れられません(苦笑)
お陰で定刻り2分遅れで発車した臨時踊り子号ですが、全車指定席、自由席はありません。
その割に上野までの常磐線区間では、結構停車駅が設定されているんです。
その都度、私からみても明らかに
「コイツ、指定券持ってないやろ」
という風貌の客が乗り込んでくるので、一人しかいない車掌さんは大変
私の乗っていた車両に乗り込んでいた怪しい客を捕獲し、次の駅で下車させてました。
お疲れ様ですm(_ _)m
この臨時踊り子号、常磐線内は結局既存ダイヤに挟まれてそんなに爆走することはなかったんですが、東京からは見違えるように爆走開始
国鉄型185系を使用した貴重な特急の、貴重な爆走モーター音、たっぷり堪能いたしました
どこまで行ったかというと、小田原。
JR東日本の関東地区で使える「休日お出かけパス」というのを使っていたのですが、西端は熱海や伊東ではなく、何故か小田原。
まあこの後の行程を考えたら、仮に熱海まで有効区間内でも、小田原で降りてたんですけどね
その小田原ではなんと3分ですぐ折り返し、横浜へ戻りました。
横浜では横浜線快速八王子行きに乗り換え、今回の旅の本来の目的「芸術鑑賞」第一番目的地、八王子にやって来ました。
「都立片倉高校吹奏楽部」の定期演奏会観賞です
初めて来た会場なんですが、メッチャ広い
富山のオーバードホールより、間違いなく広いです
またOBや父母会、野球部の協力が凄い
DVD撮影スタッフが会場のアチコチに居すぎ
否応なくテンションが上がります
そして開演…
都立片倉高校吹奏楽部の定期演奏会は、凄まじかったです
数日前にも、名古屋で今の高校吹奏楽部の凄さをまざまざと目撃してきましたが、それは5校合同。
今日は単独校の演奏会だった訳ですが、大体定期演奏会とかは、2時間~2時間半位が相場です。
私もそう想定して、15:00スタートだから17:00~17:30には終わるだろう、事前に調べておいた八王子17:36発の中央特快に乗れば、本日2つ目の「芸術」鑑賞、有楽町の東京国際フォーラムで19:10スタートの、マーラーの交響曲第一番「巨人」に丁度間に合う、と思ってたんです
それが今まで見たこともないような素晴らしく、かつ凄いステージで、アンコールでは客席にいた卒業生(恐らく卒業してからかなりの年数が経過していると思われるOG)が勝手に踊りだすほど
そして終演は17:53
素晴らしくて凄い感動的なステージだったんですが、次の有楽町への移動時間が…
と言う訳で、急遽特急あずさに八王子から新宿まで乗ってしまいました
丁度えきねっとで中央線特急キャンペーンをやってて、八王子から新宿までチケットレスで指定席が450円と言う破格値
これに助けられ、有楽町駅には18:55に着き、19:10スタートのマーラーの「巨人」にピッタリ間に合いました
そのマーラーの「巨人」も、物凄いド迫力
収容人員5000人の、東京国際フォーラム・ホールAがぎっしり満員です(写真は終演後かなり経過した時に撮ったので、すいてるように見えますが)
これです、このクラシックの祭典を堪能しないと、私は新しい季節が来た気がしないのです
私がこの「ラ・フォル・ジュルネ・東京」の存在を知ったのは2014年。
実際に始まったのはもっと前からなので、もっと早くからこのビッグなクラシックの祭典の存在を知っていれば…と、悔やんでしまいます
勿論2014年以降は、GWは必ず東京は有楽町の国際フォーラムで「ラ・フォル・ジュルネ・東京」を数ステージ見る旅をしていました。
今年はベートーベンがテーマとあって、過去最大の6ステージ鑑賞を企てていたのですが、コロナのせいで残念ながら中止
本当に1日も早く世の中が正常に戻ってほしいものです
論点がずれてしまいましたが、新橋の宿へ戻るのにあえて有楽町から東京駅へ寄り道してから、戻りました。
2日目はまた後日~👋