ドタバタした、何がメインの旅行だったのやらと思ってしまう、GW前半の乗り鉄記を先般書き終えたところですが、引き続き備忘録的にGW後半の乗り鉄記を書いてみたいと思います
前半の旅と後半の旅の合間には、2日の空きがありました(5月1日帰宅→5月4日出発)が、その2日間はシフト制で休日出勤しておりました。
そして後半の旅は5月4日~6日の2泊3日なので、10連休中一日も私は、何もしないボーッと生きてた日はありませんでした
…こういうことするから、後から体にガタが来るんだよなぁ(苦笑)
さて後半の旅は関東地方メインの旅です。
あくまでも「芸術鑑賞」がメインの旅
それは何かと聞かれたら、有楽町の東京国際フォーラムで開催されている「ラ・フォル・ジュルネ東京」です
クラシックコンサートをこれでもかっと用意し、その代わり1回の公演が50分程度、価格もクラシックコンサートは高いという概念を覆す、1回あたり2,500円~3,000円というお手頃感
要は、自分で見たい公演をチョイスして、上手く組み合わせることができる贅沢なプログラムなのです
結構以前から、この企画は行われていたそうですが、私が気付いたのは5年前でした
5年前、まだ北陸新幹線も出来てない時でしたが、GWに東京に遊びに行けることになった何見て回ろうかな面白いプロレスとか吹奏楽コンサートとかないかなと調べていたら、チケット販売サイトに次々と現れる「ラ・フォル・ジュルネ」の文字と公演番号の数字。
(↑5年前の看板です)
なんだこれ?
で調べてみたら、どうやら有楽町の東京国際フォーラムでGWの3日間に渡って、色々なクラシックのコンサートを提供しているイベントだと分かりました。
とはいえまだこのイベントを細かく知っていた訳ではない私
プログラムを見て、恐る恐る(?)誰もが知るクラシックの名曲、ドボルザークの交響曲第9番「新世界から」を、1つだけお試しでその年に買ってみました。
会場は東京国際フォーラムの中でも一番大きい、ホールA。
座席定員は5008人だそうです
そのホールAが超満員になり、いよいよドボルザークの「新世界から」が始まったんですが、どでかいホールに響き渡るオーケストラのサウンドの凄いド迫力
そして心地よさ
一発でこの「ラ・フォル・ジュルネ東京」というイベントにハマりまして、以後今年に至るまで毎年GWにはプログラムを吟味しての鑑賞ツアーを組んで、東京に現れております
と言いつつ今年は諸事情で、直前までGWにどういう日程で上京出来るか分からなかったものですから、確実に聴けるであろう最終日のプログラムだけ買っておきました。
結局GWに東京へ行けるのが5月4日から6日までと決まったのが4月頭。
さて、見たいと思っていたラ・フォル・ジュルネ・ジャポン東京のプログラムの内、アレとコレとコレはチケット残ってるかな
…完売でした
まあ出遅れたので仕方ありません
まだ発売中のプログラムから、興味を持てそうなプログラムを選び、何公演か追加して、いざGW恒例の東京へ
さてそんな私のGW芸術鑑賞の旅、初日は北陸新幹線かがやきの始発でやって来ました
これだけ前ふりしてあるからには、東京に着いて一発目の行動は勿論有楽町へ行って、東京国際フォーラムでの「ラ・フォル・ジュルネ・ジャポン東京」鑑賞だと思いますよね
ブブーッ!(笑)
私はまず初日の宿がある新橋に現れ、ホテルに荷物を預けると、新橋から常磐線の我孫子へと向かいました
(ここから私は、JR東日本の「休日おでかけパス」を使用しています)
さんざん「ラ・フォル・ジュルネ・ジャポン東京」を煽っておいて、この男、我孫子へと向かっております
我孫子に何があるのか
↑
このような、山下清画伯由来の立ち食いそば屋、「弥生軒」さんも味わってみたいところですが、この日の私は、臨時列車の特急「踊り子」に乗るため、安孫子に現れたのでした
通常は東京始発の「踊り子」が、何故か多客期には臨時として我孫子から1本だけ出発するんです。
しかも貴重な185系という車両を使っています。それがまた貴重なことに、常磐線を走る訳です。
GWに東京に来たんなら、ダブルで貴重なこれに乗らなきゃ
というわけで、我孫子10:45発の「踊り子131号」に乗り込みました
芸術の旅とか言ってたのは何処へやら(笑)
すっかりいつも通りの乗り鉄旅に変貌しております
しかし車掌さん泣かせなのが、何故かこの「我孫子踊り子131号」は、全席指定なんです。
常磐線内でもチョコチョコと色んな駅に停まるんですが、その都度どう見てもこの列車の指定券を持ってる方ではないでしょという風体の方が乗ってきます。
そしてその都度車掌さんが飛んできて、指定券持ってますか?と尋ねる…
指定券を持ってない方には、次の駅で必ず下車して下さいと念押し
我孫子から東京までの間で、この不毛な闘いに労力を使われた車掌さん、お疲れさまでした
さて「踊り子131号」は常磐線をわずかな区間だけ疾走したものの、あとは遠慮した走り方で上野へ到着、そしてそのまま東京駅へ向かい、本来東京11:30発の臨時踊り子号のスジに乗って、一路伊豆急下田まで向かいます。
東京駅から乗ってくるお客さんのなんと多いことか
それまでガラガラだった車内が、一気に活気付きました。
この様子を見ると、無理して我孫子始発を設定する必要はあるのかなと疑問を持ってしまいました
東京を定刻に出発した「踊り子131号」、それまで不慣れな常磐線を遠慮して走ってたのに、急に元気になったような感じで、国鉄型モーター音を響かせて慣れた東海道線を西へと向かいます。
終点は伊豆急下田で、私も最後まで乗っていたかったんですが、休日おでかけパスの有効区間という理由と、もう一つのある理由から、小田原で無念の途中下車
小田原には定刻の12:31に到着し、私は間髪入れずに12:34発の籠原行き上野東京ラインに飛び乗り、今来たばかりのルートを元に戻ります
余裕のなさ1回目です(笑)
何故にそんな行動をしているのかは後々明らかになりますので…
上野東京ラインに乗って、まずは横浜を目指します。
私が小学校卒業まで住んでいた町ですが、今回は(今回も?)懐かしい住んでいた町、旭区笹野台の探訪はせず、即横浜線に乗り換えました。
目指すは八王子
小田原を3分で折り返し、横浜でも10分少々の滞在で八王子を目指すくらいなら、無理して我孫子踊り子なんか乗らなきゃいいのに…
という影の声は無視して、意外と車掌さんに美人が多いという噂の横浜線快速に乗り換えて、八王子を目指す私
余裕のなさ2回目です(笑)
何が八王子にあるのか
勿体ぶって次回に続きまーす