昨年末の北海道旅行記のごとく、勿体ぶってなかなか先に進まない私のブログですが、現在高校1年生時代を回顧しております
さて高校1年6月に起きた奇想天外な出来事とは、一体何でしょう
そこに至るまでには、まず私の新入部員集めの話をしなくてはなりません。
この年(昭和61年)は、なかなか吹奏楽部に新入生が入らず、セルマーの80万円のバリサクを吹きたいがためにとっとと入部した私や、後々大切な同期生となる他の新入部員にも、友達を誘えという命令が下りました
今も昔も、私は人を誘ったりするのが苦手なんです
でも吹奏楽部で人が足らないとなれば、演奏に支障を来しますから、私も出来る範囲で…
ということで、同じクラスで私の前と後ろに座っていた男子に声を掛けました
一人は面白そう、やってみるかな~という感じで、結構早く入ってくれました。
もう一人は、トランペットならやりたいとのことでしたが、トランペットは既に満員御礼状態…
でも何とか強引に見学に来てもらい、トランペットではないけど同じ金管のホルンで妥協してもらい、入部にこぎつけました。
こ・れ・が・!
大河ドラマの始まりになるのです~
運命の6月
廿日市西高校では、1年生のオリエンテーションとして、江田島へ2泊3日の合宿に行くのが恒例行事でした(今は分かりませんが)。
廿日市西高校の最寄りの港、宮島口から特別チャーター船を仕立て、江田島まで一気に行きます
そこでは各クラスの出し物を演じたり、昼は球技大会やオリエンテーリング、元自衛官によるカッター訓練等が行われ、一気にクラスのみんなと仲良くなっていくんですよね
それまではどこかよそよそしい感じだったクラスが、やっと仲間としてみんなと頑張ろうというキッカケになる、そんな行事でした。
…余談ですが、その合宿で初披露(?)された女子のブルマー姿にビックリしました
色が「エンジ」なんです
それまでは体育もジャージ期間だったので、秘密のベールに包まれていた訳ですが、6月からは夏服期間になり、制服も体操服も夏仕様になります。
合宿は6月第1週にあったので、「エンジ」ブルマーを見たのはその時が初めてだったんです
女子のブルマーといえば、紺とか黒しか知らなかったので、きっと他の男子も、あるいは穿かされていた女子も戸惑ったのではないでしょうか
男子の短パンも同じく「エンジ」でしたが、不思議とこれは安心感がありました
何せ中学時代の短パンは真っ白で、透け透けなんですよ~
何穿いてても分かっちゃう(笑)
その点では進化した、よかったという思いでした(;^ω^)
…余談が長すぎました
その江田島合宿の帰りの船の上です。
私が誘った吹奏楽部の新入部員、O君から話がある、とデッキの誰もいない所に連れて行かれました。
(あー、吹奏楽部辞めたいとかかな…)
内心ドキドキしながらO君の話を待っていたら、彼からは
「ミエハル、この女の子には告白してほしくないって子、いる」
へ
ちょっと不思議な聞かれ方でしたが、要は私には好きな女子がいるか、ということでしょうね。吹奏楽部辞めるとかじゃなくて良かった~
でもこの時点で、同じクラス、同じ部活になってしまったこともあり、まだ私は元カノさんへの未練と言うのか、恨みというのか、何とも言えない複雑な気持ちを抱いていたので、その元カノさんには手を出してほしくないな、と思っていました。なので
「1人だけおる」
と答えました。
するとO君は
「やっぱりね。その1人が誰かまでは聞かない」
という、なんとも意味深な答え…。
宣戦布告なのか!?
どういう意味で「やっぱり」なのか?
さて、吹奏楽部物語と書きながら、サイドストーリー的に話が進んでいますが、吹奏楽部抜きにしては今までもこれからも話が成立しないので、このままのタイトルで進めていきますね。
次へ続きま~す