「謎解きはディナーの後で」 東川篤哉
売れましたね。ドラマも調子が良かったようです。
ブームが去ってから読む、これが私です。
あらすじ。
お金持ちの御曹司上司と事件現場を訪れる女刑事はもっとお金持ちのお嬢様。
ちょっとあほな二人にはとけない謎を、毒舌の執事が解決してくれる。
我ながらうまいこと短くまとめたな。
読後感としてはとても楽です。
夜寝る前、歯を磨きながら片手で読むのにはちょうどいい。
個人的に寝る前にはあまり重いものを読みたくないので(内容も、重量的にも)
このサイズの、この程度の内容はとてもよい。
けど、満足するかっていったら正直「…」です。
謎解きってほど謎解きでもないし、こういうなんというか軽いミステリーは
発想にはいつもすごいね、って思うけど、
本来の警察の捜査に失礼じゃないかな~~って思うんだよね。
そんな気づきで推論だけで決まっちゃう??みたいな。
まあそれは承知の上で読んでるからいいんですけどね。
問題は執事ですよ、執事。
この毒舌執事が、お嬢様に向かって「あほですか」とかいうのが受けているんだけど、
正直ねぇ。それが違和感あって、あって。
昨今の風潮と言えばそれまでだけど、
執事は毒舌じゃないだろ!!
ご主人さまに従順であれ!!
執事物と言えば、イギリスのユーモア作家、P・G・ウッドハウスの
ジーヴスものに尽きると思う。
ジーヴスは、主人公のあほぼっちゃま(本当のあほだが憎めないやつ)の
新しすぎる服装センスだけはどうしても許せないものの、
いつも冷静にして沈着、博識にして慧眼の士で非の打ちどころのない使用人。
ウッドハウスの作品では殺人事件だのぶっそうなことはほぼおこらないけど
日常のささいな謎やごたごたを切れ者執事が
最終的には見事に解決しちゃう。
あほの主人公がしょっちゅう状況を悪くするのがまた面白くて、
今更ながらちょこちょこシリーズを集め始めている。
というわけで、ウッドハウス作品の面白さがあると、
どうもこの執事のしつけのなっていない感じがだめで…
今どきなのでしょう。っていうかいまどき執事なんているのかな??
文章や、軽く読むにはいいけど、なんだか手放しで
これお勧め!!というレベルがすごくいやだな。 偉そうですな。
仕方ない、だって私には切れ者執事と呼んでいい
下僕が一人おりますのでな…
忠義者です☆
余談だけど、お金持ちと言えば筒井康孝の富豪刑事が個人的には一番!!
筒井康孝節がききまくった短編集一冊しか出てないのが残念だけど
悪いことばかりして財産を築いた大富豪の父が、
天使のような?息子の為に、金で解決できる問題なら、と私財をなげうって
難事件解決に協力する。
どうしてもトリックがわからない事件の時は、
容疑者が同じ方法で再び殺人に手を染めないかと被害者と同程度の会社を作って
現行犯逮捕が出来たのはいいものの、会社が利益をあげちゃって大富豪逆におこるとか、
とにかく発想が斬新。 筒井康孝、天才すぎ。
(説明下手なわたし…)
あと、誰のなんて作品か忘れたんだけど、
アンソロジーに入ってた別の貴族探偵も面白かった。
そっちは完全に貴族?かなんかの息子が、
使用人に謎を解かせるだけの話。
でも使用人だから、まるで自分が考えたかのように謎解きをさせて悦に入ってる。
個人的にはこっちのほうがシチュエーション的に面白かった。
多分「謎解きは~」より先だったと思うのに、
「謎解きは~」が売れすぎたために、二番煎じのような扱いを受けてるんじゃないかと
いらぬ心配。
売れましたね。ドラマも調子が良かったようです。
ブームが去ってから読む、これが私です。
あらすじ。
お金持ちの御曹司上司と事件現場を訪れる女刑事はもっとお金持ちのお嬢様。
ちょっとあほな二人にはとけない謎を、毒舌の執事が解決してくれる。
我ながらうまいこと短くまとめたな。
読後感としてはとても楽です。
夜寝る前、歯を磨きながら片手で読むのにはちょうどいい。
個人的に寝る前にはあまり重いものを読みたくないので(内容も、重量的にも)
このサイズの、この程度の内容はとてもよい。
けど、満足するかっていったら正直「…」です。
謎解きってほど謎解きでもないし、こういうなんというか軽いミステリーは
発想にはいつもすごいね、って思うけど、
本来の警察の捜査に失礼じゃないかな~~って思うんだよね。
そんな気づきで推論だけで決まっちゃう??みたいな。
まあそれは承知の上で読んでるからいいんですけどね。
問題は執事ですよ、執事。
この毒舌執事が、お嬢様に向かって「あほですか」とかいうのが受けているんだけど、
正直ねぇ。それが違和感あって、あって。
昨今の風潮と言えばそれまでだけど、
執事は毒舌じゃないだろ!!
ご主人さまに従順であれ!!
執事物と言えば、イギリスのユーモア作家、P・G・ウッドハウスの
ジーヴスものに尽きると思う。
ジーヴスは、主人公のあほぼっちゃま(本当のあほだが憎めないやつ)の
新しすぎる服装センスだけはどうしても許せないものの、
いつも冷静にして沈着、博識にして慧眼の士で非の打ちどころのない使用人。
ウッドハウスの作品では殺人事件だのぶっそうなことはほぼおこらないけど
日常のささいな謎やごたごたを切れ者執事が
最終的には見事に解決しちゃう。
あほの主人公がしょっちゅう状況を悪くするのがまた面白くて、
今更ながらちょこちょこシリーズを集め始めている。
というわけで、ウッドハウス作品の面白さがあると、
どうもこの執事のしつけのなっていない感じがだめで…
今どきなのでしょう。っていうかいまどき執事なんているのかな??
文章や、軽く読むにはいいけど、なんだか手放しで
これお勧め!!というレベルがすごくいやだな。 偉そうですな。
仕方ない、だって私には切れ者執事と呼んでいい
下僕が一人おりますのでな…
忠義者です☆
余談だけど、お金持ちと言えば筒井康孝の富豪刑事が個人的には一番!!
筒井康孝節がききまくった短編集一冊しか出てないのが残念だけど
悪いことばかりして財産を築いた大富豪の父が、
天使のような?息子の為に、金で解決できる問題なら、と私財をなげうって
難事件解決に協力する。
どうしてもトリックがわからない事件の時は、
容疑者が同じ方法で再び殺人に手を染めないかと被害者と同程度の会社を作って
現行犯逮捕が出来たのはいいものの、会社が利益をあげちゃって大富豪逆におこるとか、
とにかく発想が斬新。 筒井康孝、天才すぎ。
(説明下手なわたし…)
あと、誰のなんて作品か忘れたんだけど、
アンソロジーに入ってた別の貴族探偵も面白かった。
そっちは完全に貴族?かなんかの息子が、
使用人に謎を解かせるだけの話。
でも使用人だから、まるで自分が考えたかのように謎解きをさせて悦に入ってる。
個人的にはこっちのほうがシチュエーション的に面白かった。
多分「謎解きは~」より先だったと思うのに、
「謎解きは~」が売れすぎたために、二番煎じのような扱いを受けてるんじゃないかと
いらぬ心配。