昨日は月に一回の
バイブルスタディーDay音譜
毎週日曜日のチャーチとは
違い
牧師さん含め
少人数なので、
昨日は皆さんとゆっくり
お話をする事が出来ました。

このバイブルスタディー、
毎回お題がありますが、
昨日は先日の母の日にちなんでの
『母の思い出』でした。
その中で、あまりにも逞しく、強く、
戦時中を生き抜いたMさん男性70代のお母様のお話。

当時、四歳だったMさんは、お母様と日本を離れ、満州へ疎開したそうです。お母様はキャバレーでタバコを販売する売り子さんをしながら、わずかな生活費を得ていました。
疎開したといっても、情報はすぐにアメリカに伝わります。戦闘機が空を真っ黒に染めて、爆弾が落ちる中で、隠れ、息子に覆いかぶさり守ってくださっていたそうです。爆弾が落ちると、大量の土が舞い、Mさんとお母様の体の上にそれがかぶさってくるので息が出来ず、生きていたのも奇跡だったと言っていました。
また満州は、ロシアとの国境近くですので、体の大きな男の人達が日本女性を襲いにきたそうです。外へ逃げ隠れることは、寒くて凍死してしまうので出来ません。
今日、男達が襲いに来るとの情報を事前にキャッチしたお母様は、髪の毛をいきなり剃り、丸坊主になったそうです。そして四歳のMさんを抱きしめ、布団をすっぽり顔まで被り、男のフリをしたそうです。

Mさんは言いました。
母が居なければ、守ってくれてなければ、今の私はいません。

とある日、日本兵が
敵が近くまで来ているから、移動の為に子供たちが寝静まった夜、静かにさせる為に、この箱に入れて、ある場所へ行くと言ったそうです。その日は、日本兵からミルクや食料が配給され、子供たちはみんなグッスリ眠れたそうです。
Mさんのお母様は、危険を察知したのかMさんを箱へ入れず彼女のそばに隠していたそうです。
移動中、オオカミの鳴き声が耳に残るほど吠えていたそうです。
そして、カーブを曲がる時に、その箱が谷底へ落ちるように故意的に傾けたと言っていました。
赤ちゃんや子供たちが泣いては、敵に気付かれてしまうとの、日本兵の愚策だったのでしょう。
その後、Mさんのお母様の所に、日本兵が来て、子供を引き渡せと言ったそうですが、彼女な睨み倒し、日本兵も彼女の気迫に負けたそうです。

Mさんのお話を聞き、戦争は人を人で無くしてしまう恐ろしい事なんだと改めて思いました。

『どの時代でも母は偉大です。時代は違うけど、お子さんを大事にしてください。』
Mさんからのお言葉が胸に響いています。
この時代に、平和に生活が出来ている事に、何も命の危険を案じる事なく居られるこの今に、本当に感謝していかなくてはいけないし、子供達にも戦争の恐ろしさを語りついでいかなくてはいけないなと感じました。

今ある小さな悩みがバカバカしくなってしまうほど、壮絶でした。

今日はいつもと違うブログ内容になりましたが、皆さんにも、戦争はもちろん、この偉大なお母様のお話を伝えたかったんです。

このブログは沢山のお母様が読んでくださっているので、励みになるような場所でありたいと願っています。

新しい命を授かり、産み育てることは、本当に奇跡であり、素晴らしいチャンスですよね。

皆さん、命を大切にしましょうドキドキ
お子さんも、旦那様も、自分自身も音譜

PS、
聞いた内容をそのまま書いたつもりですが、細かい所は間違って解釈してる
かもしれませんが、ご了承ください。