初演から20年余、劇団☆新感線の宝ともいえる演目
「髑髏城の七人」
今回の主演は、ドラマでも人気の 小栗旬
舞台で観ると、テレビ以上に小顔で長身に感じられ、
まさしくモデル体型、ホントかっこいいです。
かっちょいい~~~
綺麗~~~~~~
彼は、芸風が舞台に向いていると思いました。
何しろ華がある。
がしかし・・・・この主役 捨之介は、古田新太さんが
演じてきた役なので(市川染五郎さんも1回)、
・・・・・・なんか違うーーーー
こんな声も聞かれます。
比較されるのは、再演ものの運命でございます。
私は初めてこの演目を観たので、比較するものがなく
今のこのキャストをめちゃめちゃ楽しめているわけですが。
小栗君、忙しいはずなのに、いったいいつお稽古をしたのだろう。
感心しました。殺陣がすごいスピードで上手でした。
が、ですね。
森山未來と早乙女太一の殺陣が
あまりにも凄すぎて主演がかすむ
これは否めないと思います。
無界屋蘭兵衛の早乙女太一君、
彼の殺陣は、出てきた瞬間
「な・な・何これ(絶句)・・・?」
でしたから。
豪快で迫力のある殺陣を見せてくれるのが
売りでもある新感線の舞台の中で、
彼のパフォーマンスは明らかに 異質 でした。
舞うように斬る、というのでしょうか。
彼の刀が描く 「弧」 は美しく、まるで
命が吹き込まれているよう。
刀が蘭兵衛そのもの であるかのように見えるのです。
彼は、舞台の上を、まるで滑るように移動して斬りまくる。
上半身は全くブレないのに、手脚は早回しのように
激しく動き続けているんです。
これは一朝一夕でできることでは絶対にありません。
生まれる前から一座の座長さんであるご両親からの
英才教育を受けていたからなのでしょうか。
あまりに凄いものを観てしまった興奮で、
肝心の芝居を観忘れてしまうほど。
それでもう一度観に行ったようなものですが、
まだ足りない・・・、もう一度観たいです。
(本当は何度でも観たいです)