Yes
’71年11月に発表された、 イギリスのプログレッシヴ・ロックバンド、 イエスの4作目のアルバム
『 Fragile ( 邦題 : こわれもの )』 のB面4曲目で、 スティーヴ・ハウの
アコースティック・ギター・ソロです。
ハウのギター・プレイは、 ロック・ギターの定石に捕われず、 カントリー、 ジャズ、 クラシック、
フラメンコ、 トラッドなどの手法をロック・ミュージックに溶け込ませるのが特徴です。 様々な種類の
弦楽器をレコーディングで使用するだけでなく、 ライヴでも1曲の中でさえ何度となく持ち替えています。
エレクトリック/アコースティック・ギターだけでも何種類となく用い、 他にもエレクトリック・シタール、
ペダル・スティール、 リュート、 マンドリン等も巧みに弾きこなしました。
この曲では、 フラメンコ・タッチの演奏を披露しています。
スティーヴ・ハウは イエス脱退後の’80年代、 スーパーグループ 『 エイジア 』 のメンバー
としても大成功を収めています。
この曲は、 イエス初の名作ライブ・アルバム 『 イエスソングス 』 にも収録されており
私が幼少の頃、 兄がそれを幾千回(?)繰り返し聴きながら、 ギターコピーしようとしていたのを
今回思い出しました。 遠い記憶でしたが、 確かに 耳の奥にこびり付いてましたよ。
懐かし・・・。