~あらすじ~
激動の幕末を刀1本で生き抜いた伝説の人斬り「緋村剣心」
かつては「人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」として恐れられていた彼だったが、新時代の訪れとともに、
穏やかな生活を送っていた
ある日、内務卿大久保利通から呼び出される
剣心の後継者として「影の人斬り役」を引き継いだ男、「志々雄真実(ししおまこと)」が
京都で暗躍しているというのだ
やっと手に入れた平穏な日々だったが、逃れられない運命を背負い、
斬れない刀〈逆刃刀(さかばとう)〉を手に、仲間と別れ一人で京都へと向かう
剣心“最期の戦い”が遂に始まる―
原作も読んだことないし、前作も観ていない状態で、この映画を観ました
何も知らない状態でしたので、人物背景等、???って思う部分もありましたが、
とっても面白い映画でした
突っ込みどころもありましたが、スピード感があり、ストーリーに入り込み、
あっという間の2時間半でした
キャストの方それぞれにきちんと見せ場があり、役者を使い切ってる感が素晴らしい
主演の佐藤健クン、好きなんですが、この役は、完全にハマリ役で、カッコ良かった
そして、なんといっても敵役の志々雄を演じる藤原竜也クンの雰囲気も抜群に良いです
顔が映ったのは、前半の数分のみで、あとは、包帯マスク姿のなんとも不気味な役ですが、
それがまた不気味さ満点で、しゃべり方とかもホントに良かったです
やっぱ、この俳優さん、うまいなぁって思いました
そういえば、最近の藤原クン、まともな人間の役ってあまりないような
『藁の楯』のときも腹立たしい犯人役だったし、今放送されているドラマ『ST』もちょっと変わった役だし
でも、そういう個性的な役を演じられるってのは、ホントに上手なんだと思う
あと、志々雄の手下を演じた神木クンも、あの飄々とした感じがすごく良かったし、
伊勢谷さんも素晴らしかった
江口さんもカッコ良かったし、翁を演じた田中さんのアクションもカッコ良かったぁ
と、まぁ、キャストの方々の演技の上手さや、殺陣の上手さでキャストはホントに魅力的な映画です
もちろん、ストーリーにもスピード感があり、リアリティがある映像は圧巻でしたし、
とっても面白い映画でした
ところどころ突っ込みどころ満載なシーンもありました、それはそれで良しとしましょう
次作の『伝説の最期編』も楽しみです