先週の日曜日、私が習っている流派、大日本茶道学会大阪支部50周年記念茶会が
おこなわれました
大日本茶道学会は、もともとは、裏千家の流れで、関東を中心に広がった流派です
関西は、やはり裏千家や表千家が主流ですので、大日本茶道学会は少数派って感じですね
そんな大日本茶道学会の大阪支部も50周年を迎え、先日はその記念茶会でした
家元をはじめ、全国の先生方をお招きしてのお茶会です
まずは、お菓子席
お菓子席の床の間には、家元が描かれた「秋日山水図」の掛け軸を掛け、
真ん中の置いているお香合は、織田信長が所持していたお香合です
そして、その下に敷いている袱紗は、なんと、明治天皇の御衣で作られたものです
左は、切支丹(キリシタン)の鈴です
そしてこちらが本席です
私たちの先生は、お濃茶席を持つことになったので、私たちは、お濃茶でおもてなしです
お釜は、瓢箪形 浄長極道爺作のものです
そして炉縁は、高台寺蒔絵
そう、今回のお道具はすべて豊臣秀吉に関するものを揃えています
こちらは床の間
お軸は、豊臣秀吉の子、秀頼のお軸です
そして、花入れは、 千利休作のもので、箱は、水戸徳川家旧蔵 徳川斉昭の箱です
今回の花入れは、上から吊るすタイプです
下に置くタイプが多いので、こういうタイプは珍しいかもしれませんね
このクラスのお道具になると、美術館にあってもおかしくないものばかりですよね
こんなのを個人所有してるなんて、ほんとにビックリですよね
今回のお席には、床の間が2つあったので、サブの床の間には、こちらを飾っていました
右の茶入れは、薩摩藩のもので、小堀遠州書付のものです
今回のお道具は、豊臣秀吉にちなんだものばかりだったので、すべてのものが桃山時代のもの
桃山時代ですよ
すごいですよねぇ~
こんなすごい価値のあるお道具を実際に見て、触れるのってすごい貴重な体験ですよね
まぁ、お茶碗とかお運びするときとか、実際に扱うときは、ホントにホントに緊張します
だって、弁償できないですもんねぇ
でも、お道具ってその持ち主が亡くなっても、ずっと在り続けているんですよね
すごい歴史を感じます
ちょっと長くなったので、次は着物編をアップしまぁ~す