4/2に奈良の薬師寺で大事な大事なお茶会があるので、今日は全員でお茶会の打ち合わせ&
お道具の説明がありました
奈良の薬師寺は天武天皇により発願(680)、持統天皇によって本尊開眼(697)、
更に文武天皇の御代に至り、飛鳥の地において堂宇の完成を見ました
その後、平城遷都(710)に伴い現在地に移されたものです(718)
現在は平成10年よりユネスコ世界遺産に登録されています
(以上、HPより引用)
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今、薬師寺では、国家の繁栄と五穀豊穣、万民豊楽などを祈る春の行事 花会式(★ )
がおこなわれています
その花会式の日程の中で 4/2におこなわれる献茶を家元が頼まれていて、そのお席を
家元から私たちの先生に任されたので、私たちはそのお席を担当することになったのです
花会式の案内・日程はこちらをどうぞ → ★
この案内の 4/2の種目 献茶を担当するのです
今度のお茶会は本当に大事なお茶会で、家元のお席なので、粗相があっては
いけないんです
ご招待しているお客様もそうそうたる面々の方々なのですから
だから、いつものお茶会より気合が入っているのです
なので、今回、合同練習の機会を作り、その日の打ち合わせや当日使うお道具の説明が
あったのです
今回のお道具は すべて江戸時代以前のものに統一しています
そして薬師寺は三蔵法師がインドにたどり着き、そこで学んだ教えをこの薬師寺で
伝えたとされています(★ )
なので、インド・唐・李朝・シルクロード・仙人に関するお道具も揃えていました
こちらのお軸は その三蔵法師が伝えたお経が書かれています
このお軸を薬師寺の館長に見せたとき、ビックリされたそうです
それほど貴重なものなんです
左にあるのは箱書き
これがあるのとないのとでは価値が全然違うんです
こちらは待ち合い室に飾るお軸
仙人が鯉に乗って空に向っていっている絵です
他にもたくさんの貴重な歴史あるお道具がたくさん揃えてあったのですが、写真を撮る機会が
なかったのです
古美術等に全く詳しくない私でもその価値がわかるほど、とても貴重なお道具ばかりです
だって、すべてが安土桃山時代・江戸時代のものばかりなんですもん
いつもお茶会でそんな素晴らしいお道具を揃えるので、私たちの先生がもつお席は
ほんとに人気があって、たくさんの方が「~先生のお席は是非参加したい」って
おっしゃってくれるんです
美術館に飾っていてもおかしくないお道具を近くで見たり、実際にその道具でお茶を頂けたり
出来る機会ってそうないですもんね
そんな大事なお茶会なので、前日から奈良入りすることになりました
前日の4/1は 午前中に髪の毛をセットし、そのまま奈良ホテル(★ )にチェックイン
そして薬師寺の 東僧坊(お茶室)にて最終チェック
奈良ホテルはとても由緒あるホテルで、一度泊まりたいなって思っていたので、
嬉しいのですが、ゆっくりホテルライフを楽しむことは出来ないのが残念
なぜなら 薬師寺での最終チェックが終わって、ホテルに戻ってくるのは夕方
お茶会当日は 6時半から着付けの予約なのです
さすがに振袖は自分では着れないので、着せてもらうんです。。
8時前にはもうチェックアウト。。。
そしてお茶会。。。
結構大変な2日間になりそうです
でもでも大事な大事なお茶会
頑張りますっ