兄と妹とワンコたちの「バイバイ諭吉」生活

兄と妹とワンコたちの「バイバイ諭吉」生活

「兄と妹の中高一貫生活」というタイトルで書いてきたブログを兄NAOの高校卒業を機にタイトル変更。
2023年現在、NAOは社会人(公務員)2年目、CHAKIは私大薬学部5年生に。
CHAKIと5匹のワンコたちのおかげで「バイバイ諭吉」生活が続きます…T_T

5/8は、彩の国さいたま芸術劇場ハムレットを観劇。









じつは私、女優の北香那さんが好きで、インスタもフォローしてます。

その北香那さんがオフィーリア役を演じるハムレット

俳優の吉田鋼太郎さん演出でご本人がクローディアスを演じてもいます。

ハムレット役は柿澤勇人さん、他にもテレビのドラマで知っている俳優さんがたくさん出ていました。

配られた配役表はこちら



彩の国さいたま芸術劇場ではシェイクスピアの全37戯曲の上演を目指したシェイクスピアシリーズを1998年から上演していて、元々は蜷川幸雄さんが芸術監督でしたが、蜷川さんが2016年に亡くなられた後を吉田鋼太郎さんが引き継いだそう。その37戯曲を上演した1stシーズンが完遂後、今回2ndシーズンの最初がこのハムレットとなるそう。

大ホールのワンフロア下の階では1stシーズンの写真展もされていて、藤原竜也さんや菅田将暉さんの写真もあり、この会場でのシェイクスピア作品の上演の歴史を感じました。



平日の昼間という事で、客層は割と年齢高め。

良く行く音楽ライブとはさすがに雰囲気は全く違いましたね〜


1部と2部の間に15分の休憩をはさんでの3時間35分でしたが、長いとは全く感じないほど、劇にのめり込みました。

ハムレット役の柿澤勇人さんは、かなりのセリフの量があり、それがまた長台詞が多かったのが印象的でした。

吉田鋼太郎さんは、良い意味で嫌らしい役がピッタリで、かなり前にテレビでやっていたカラマーゾフの兄弟のお父さん役を思い出しました。

北香那さんは、前半は無邪気で明るい可愛い少女という感じだったのが、後半になって悲しみのあまり精神が錯乱してしまうのですがその姿は真に迫っていて迫力がありました。歌も綺麗な声でうまかったです。



本当は、もう一度くらい観に行きたいところですが、埼玉まではちょっと無理かな…残念


本当に素晴らしい舞台でした。