こんにちは、みぃです。
 
コツコツと『ときメモGS3』を進めてるんですが、まだまだ先は長そうです。とりあえず女の子やサブキャラから攻略中。
こちとら早く設楽先輩をデレさせたいんだよぉ~っ!!
 

 
そんな事ですっかり遅れましたが、
 
『罪喰い~千の呪い、千の祈り~ for V』
クリアしました\(^o^)/
 
 
 
 

 

 

 

 
元はPCゲーム。攻略キャラや後日談など、追加要素をプラスしてVitaに移植されたのものがこちら。
 
 
今回もネタバレ全開で好き勝手に書いておりますのでお気をつけ下さい。あと若干辛口かも。本作がお好きな方はスミマセン。
 
 
それではさっそくいっきま~す(^o^)/
 
 
以下、ネタバレ注意!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  ざっくりあらすじ

 

幼い頃に両親を通り魔に殺された悲しい過去を持つ。今は父親の友人だった司に引き取られ、毎日穏やかに暮らしていた。

 

そんないつも通りの日々の中、親友との学校からの帰り道に、薫たちは殺意を滾らせた不審な男に襲われてしまう。

親友を助けるために男に向かっていく薫だが、力及ばず死の淵に追いやられる。

 

恐怖と苦痛に悶え、力尽きようとしていた時、薫の前に不思議な雰囲気をまとう青年――永海連が現れる。

 

彼の口づけによって命を救われた薫。

しかしそれは、千年前から続く引き返すことのできない呪われた道へと誘うものだった。

 

                                     

                      

(一部公式サイトより引用)

 

 

…みたいな感じ。

 

ジャンルでいうと和風ファンタジーですかね。

 

 

 

  ざっくりシステム

 

目パチ口パクはないけど、デフォ呼びはあり。あと本作は珍しくヒロインボイスもあります。私は断然「ヒロイン声なし派」なのでソッコーでOFFにしちゃいましたが。

 

オマケは基本のスチル、BGM観賞の他にシーン回想、エンドリストもあります。スチル観賞はボイス付きなので嬉しいルンルン

あとは物語中で明かされた謎が確認できたり、ボイコレもあり。

 

乙女ゲーのタイプとしては、選択肢で好感度をあげると個別√に入れるよくあるタイプ。もちろんアイキャッチ付き。

 

攻略制限はけっこうあります。

・任史とカゲロウは至央√をクリア後に攻略可

・蒼太は守人√をクリア後に攻略可

・連は全ての√をクリア後に攻略可

 

ちなみに公式のおすすめ攻略順

至央→任史→カゲロウ→守人→蒼太→連

の順。私はこの通りプレイしました。

 

エンドは大きく分けるとHAPPYとBADの2種類。HAPPYと言っても誰かしら亡くなっていたり、救いがなかったりと心底喜べるものではないです。

 

 

 

  ざっくりキャラ別感想

 

 

庵崎 薫(CV:内田 愛美)

 

本作のヒロイン、薫ちゃん(デフォ名)。

色気より食い気、勉強より運動な元気系の女の子。

 

乙女ゲーヒロインにありがちな恋に鈍感で、異性からの好意をことごとくスルーしていくフラグクラッシャーヒロイン。

あまりのスルーっぷりに攻略キャラに同情した。笑

 

剣道が強い設定なので戦えるヒロインかと思いきや、ほとんどの√でお荷物状態なので、強いヒロイン好きからするとちょい期待ハズレ。バドエンの原因はだいたいこの子じゃなかったかな?とりあえず要らん事するなと言いたい。

 

明るくポジティブっぽい割にはけっこうウジウジ考えたり、すぐに泣いたりと好みは分かれるかも。私は合わないというほどではなかったんだけど、まったく褒めてないや。笑

 

世羅が凛々しい女性なので、対照的にしたかったのかな?どうもいろいろ子どもっぽいヒロインでした。

 

 

 

ここからは攻略順に感想を。

 

 

 

陸 至央(CV:立花 慎之介)

 

薫ちゃんに会うために合コンもセッティングするし、飛行機も欠航させる男。修学旅行先も変更させるわ、ブルジョワすげぇ。

 

敵同士からの恋は好物なので楽しみだったのに、けっこうすぐに仲良くなってしまったので残念。君たちちょっと前まで殺し合いしてたよね?何楽しそうに旅行してんだよぉ!

 

みんなが自分の事を《世羅》として見てる中、至央は最初からきちんと《薫》として向き合ってくれるので、敵ながら気になっちゃう薫ちゃん。

しかも悩みは聞いてくれるし、親(千夜のクソジジイは除く)は大切にしてるし、見かけによらずよい子でした。照れ顔カワイイ。

 

友達とか言いつつナチュラルにいちゃこらするのをニヤニヤしながら見守ってたら(キモい)、なんやかんやあって、いつの間にか外でいたす展開に/(^o^)\

いきなりの青姦は初心者には難しいと思うんだけど、待てができなかったのか…。

毛布は絶対任史さんが用意してくれたんだろうなぁ。いろいろお疲れ様です。

 

最終的に1番の推しになりました。

 

 

 

陸 任史(CV:竹本 英史)

 

肩たたきスチルの親子感。笑

 

とっても紳士なおじさまでした。そのせいなのか糖度は皆無でキスすらしてない。後日談すら無糖。

坊ちゃまとは大違いですよ。これが数百年の差ってやつ…?

 

あんだけ「坊っちゃま」言ってたのにあっさり裏切るのは如何なものか。

お前の忠誠心はそんなもんなの??

 

申し訳ないけど、出会って数ヶ月のしかも10代の小娘にそこまで惹かれるとは思えなくて。だって主を裏切るって相当だよ?薫ちゃんのどこにそんな魅力が…?(ヒドい)

ゴメン、私には分かりませんでした。

 

なんだか辛口になっちゃったけど、ラストがご都合主義展開にならなかったのは良かった。これで任史の身体がもとに戻って、2人で幸せに暮らしました完了…とかだったらマジでなんだそれっムカムカだったから。

 

任史さんは末長く至央様のお世話に励んでいただきたい。

 

 

 

カゲロウ(CV:雪代 綾乃)

 

Vita版からの追加キャラ。

しかしショタには興味がないのでひたすら無心で進めた√。まぁショタと言ってもホムンクルスなので実年齢は上なんだけど。

 

こちらもあっさり裏切るしさ~。

お前もあんだけ「父様の言うコトは絶対!🙋」だったくせにどうしたよ。

 

薫ちゃんとはすでに過去で出会っていたのは追加√になったからの設定だったのかな?なんかちょっと取って付けた感を感じたので。

 

こちらも任史同様ハピエンといえど救いはない展開。

 

 

 

上樹 守人(CV:小野 友樹)

 

他√では振られまくっている守人様をやっと幸せにしてあげられました。待たせてゴメンよ。

 

愛が重すぎて話が通じないわ、何回言っても「世羅」呼びが直らないわ、お風呂にしれっと入ってくるわ、薫ちゃんにも変態認定を受けるくらいのヤバいお方。笑

真面目が一周回ってもはやお笑い担当。

 

天才肌かと思いきや、実は努力の人だったのは意外。だから自己肯定感があまり高くなかったのかな?変なところでポジティブなくせに。

 

はい!今回もあんだけ世羅一筋キラキラだったのに薫ちゃんにあっさりチェンジですよ。まぁもう慣れたけどね。

そこからはまぁ守人様手が早い。あっという間に朝チュンでした\(^o^)/

至央と違ってこちらは千年近く我慢してたから致し方ないのか。

 

ハピエンは念願叶っての結婚式エンド。

よかったね、守人様!!

 

 

 

田井 蒼太(CV:榎木 淳弥)

 

ゴメン、ずっとサブキャラだと思ってた。(失礼)

攻略対象だったのね。ちゃんと見たらパッケージにのってるじゃんww

だって他√だと空気だからさ~。

 

事故チューやら絵のモデルやらと、ピュアッピュアな展開に癒されました。高校生尊い…お願い(拝み)

 

普通の人間が上樹の戦いにどう絡んでくるのかと思ったら、まさかの華姫の転生体。

お前も結局上樹の者か~い。

 

他キャラと違って蒼太くんは後衛キャラなので、珍しく薫ちゃんが頼もしく思えた√でした。まぁ結局お荷物になったけど。

 

高級レストランにあんなカジュアルな服装で入ってはいけません。

 

 

 

永海 連(CV:赤羽根 健治)

 

いろいろ謎が明かされる真相√。

愛が重い男その2。ゲームキャラにも嫉妬するとかひたすらめんどくせぇ魂が抜ける

 

腹黒キャラなんだけど、思ってた以上に性格悪くて笑ったww 

調整を理由に隙あらばキスしようとするし油断ならない。ファーストキス返せ。

 

小さい頃は天使だったのに、初恋拗らせて見事に歪んじゃった人。でもそこで守人恨むのって筋違いだと思うんだけど、違う?もう考え方がストーカーっぽくない?

世羅と結ばれるために裏で邪魔してたっていうし、こんな攻略キャラ嫌だ。笑

 

そしてこの√でやっと世羅様・覚醒!まるでラスボスのような登場に、みんなこの人のどこに惚れたのか問いただしたい。結局は顔なのか?

 

さんざん思わせ振りな事をしといて、いざとなると距離を置くのはやめて欲しいんですけどね。どうしろっていうのさっ(`Д´)ノ

 

ハピエンの守人様が相変わらず通常運転で何よりでした。姪っ子ラブ。

 

 

  ざっくり総評

 

《千年の呪い》とかいうので壮大なストーリーを想像していたところ、なんか気付いたら終わってた。笑

まあ、私が勝手に想像してハードル上げてただけなんだけど。

 

だって本作、ライターさんが『越えざるは紅い花』松竹梅さん、サブシナリオには『大正メビウスライン』中条ローザさんなんですよ?そりゃあ、期待しちゃうってもんですよ。

 

もう少しシナリオが丁寧だったらもっと楽しめたんだろうなぁ。展開がジェットコースターだったのでなかなか気持ちが追い付てこない。とくにみなさん気持ちが簡単に変わりすぎるからさ~。

 

それぞれに大切な人がいるのに、コロッと薫ちゃんに乗り替えるので(言い方)、どうも気持ちが薄っぺらく感じちゃって。

そこら辺の気持ちの変化をもっと描写して欲しかったなぁ。

あと後日談が数年経ってるハズなのに、みんな変わらないので違和感しかない。上樹の者って歳取らないんだっけか?

 

糖度もキャラによって差があるので、一概に高いとは言えず。事後もあればキスすらないとか、差が激しいです。

あと戦闘シーンやら血塗れスチルやらもあるので、それが少しでも苦手な方はご注意を!主要キャラでもバタバタ死ぬから!

 

イラストは綺麗なんだけど、スチルと絵が若干違うのは気のせいなのかな?どちらかと言えばスチル絵の方が好みでした。スチルの背景が動いたりするのもいいよね。

 

あと『罪喰い』プレイしたら篠原千絵先生の『蒼の封印』を思い出したんだけど、知ってる人いるかな~??
 

 

こちらもざっくり言うと、鬼になっちゃう女の子のお話。なので『罪喰い』の世界観が好きならおすすめだと思うんだけど、どうだろ?

読んだのかなり昔なのでまた読みたくなったわ。もう内容うろ覚え。

 

まぁ、いろいろあったけど楽しくプレイしました。(雑)

 

 

 

  たぶんこんな人におすすめ

 

・和風ファンタジーがお好きな方

・転生ものに興味がある方

・シナリオ重視ではない方

 

 

気になりましたらプレイしてみて下さい。

 

 

 

 

お付き合い、ありがとうございましたバイバイ

 

 

 

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