2017年6月5日、1つ目の動物病院再診の音声を公開します。動物病院名個人名はカットしました。音声文字が長くなり過ぎたので、5月4日分割しました。
6:45 「カテーテルで採ろうかな、お尻のほうからね」「はい」「カテーテルで採ろうかなと思ったら、おしっこチョロッとして」「はい」「それが拾えたので、それで検査させてもらいました。検査結果として、これが検査の結果なんですけど、まず血尿があります」「はい」「血尿がありますと言うのと、膀胱炎の細胞ですね。それが随分たくさん出ているな」「あら。はい」「と言うのがあります。蛋白も出ている。膀胱炎かなと言う所なんですね。6.5と言うpH。pHは酸性とかアルカリ性とか」「はい」「あると思うんですけど、それがちょっと酸性よりなんですね」「はい」「これを顕微鏡で今見てきました。おしっこを」「はい」「そうしたら」
私はミーの尿の顕微鏡写真は見ていない。先生は辞典を持ち、辞典掲載写真を見せ、説明し始めたと思います。その辞典に尿結石の写真がありましたが、当時私は酸性の結石とアルカリ性の結石が、大違いと言う事を知らなかった。ミーの無言が心配。検査結果の紙を健康手帳に貼りましたが、経年劣化でほとんど読めません。
7:32 「あまり良い写真がないんだけど、こう言うモヤモヤした物がいっぱい見えるんですよ」「はい」「猫ちゃんの、ここに丁度尿結石の症状があるんですけれども、本当にこの症状だと思うんですよ。頻繁にトイレに行くとか、血が混じっているとか、排尿の姿勢を取っても、なかなか出ないとか、量が少ないだとか」「はい」「こういう事だと思うんですけど、石が出来る事もあります」「はい」「石はなさそうなんだけれども、このモヤモヤですね。これを放っておくと石になってしまう」「はい」「もっとおしっこが出ないとか、詰まる事になるので」「はい」「お薬でまず細菌のほうをやっつけると言う事と」「はい」「後はですね。ご飯のサンプルをいくつかお渡しするので、これをやって頂きたいなと思うんですね」
8:25 「他にもちょっとお出し、これではないほうが良いかな」「ドライフードしか、ほとんど食べた事がない」「分かりました」「ウェットフードは食べませんでしたね」「分かりました。これは、すごく再発しやすいものなんですよ」「はい」「ご飯で管理して、こう言うふうな石の原料になる物を、まず作らせないと言う事」「はい」「そういう事が必要になりますので。お水もよく飲みます？」「はい」「水はよく飲んでくれる。分かりました。なのでご飯を変えてもらうと言うのと、太っていると、どうしても多くなりがちなんですね」「はい」「運動不足になって水を飲む量が減ってしまって、石が出来やすくなってしまう事があります。ここ書いてあるのを読んで頂くのと同時に、サンプルをお渡しします。これ一応3つセットになっているやつを、お渡しするんですけども、これよりもっと良いやつがある。すみません。ちょっと預かって下さいね」
高価なサンプルを、たくさんくれたから、良い先生？そのサンプル薬は効かなかった。
9:30 「すみません。お待たせしています」「はい」「これは良いんだけれども、同じ会社で今こちらのほうが断然良いよと言うのが出ていますので、こちらのほうが良いかなと思います」「はい」「今ここに丁度書いてあるんですけれども、今言えるのが特発性膀胱炎と言う状態なんですね」「はい」「石の原料と言うのもあるんだけども、何か分からないけれども出て来てしまう膀胱炎と言うのが、猫ちゃんすごく多くて、無治療でも良くなったりする事があるんです」「はい」
楽観的な事を言われましたが、診察後ますます悪くなり、食べられる状態ではなかった。
10:04 「だけれども、今現在だいぶ、しんどそうと言うのもあるので、おしっこのケアをしていかないといけなくて、おしっこのケアをするのと、肥満のケアもするのが、できるやつですね」「はい」「このご飯が一番今のミーちゃんには合っているかなと思う」「はい」「緑ぽいやつ。一応これをお渡しするんですけど、何でも食べます？」「食いしん坊ですけどね。元々ね」「そうかそうか。もしこれを食べてくれるようだったら、これをちょっと大きいご飯を買ってもらって、暫く続けて行くと言うのが、必要になるかなと思いますので、これをやってみます。治療としては、ご飯と抗生剤の薬の2本柱に」「はい」「なりますので、これを続けてもらう」「はい」「一応両方とも全部お渡ししておきます」「はい」「これが一番良いです。印を付けておきますね」
10:56 「まだ石は出来ていないけれども」「そう、石までは出来ていないけれども」「石の原料みたいな物がある」「みたいな物がある。顕微鏡で見ないと分からないような物がある。血尿で膀胱炎は、結構ひどい状態ではありますので」「細菌もあるんですよね？」「細菌も少しありますね。でも細菌はそんなにたくさんはありませんので」「はい」「今の抗生剤で大丈夫かなと」「はい」「思いますので、これを食べてもらって、食べ切れそうだったら、お母様だけで良いので来てもらって、このご飯買って行ってもらって」「はい」「そうやっていきたいと思いますので、それでやっていきましょう」「はい」「だんだん、だんだん落ち着いて来てくれるとは思うんですけど、良くなったと思って止めると、すぐ再発してしまうので」「はい」
再発する以前に、ひどくなる一方だった。見込みが甘過ぎたと思います。
11:40 「ご飯は暫くこれなのと、ご飯を変えたいなと、もし思ったら、まずおしっこ検査をしながら、と言うふうになりますので」「はい」「ご飯は暫くこれだと思って頂いたほうが良いかな、と思います」「はい」「少なくても1か月は絶対続ける」「はい」
言う通りにしていたら、1か月もたずに、ミーは亡くなっていたと思う。