前記事を2つに分けました。8570円。この値段の腕時計は何十年ぶりかで買いましたが、送り状の「品名 商品」は、品名の記載がないのと同じなので、問い合わせました。

 

 

「注文番号:7429049340 先日カシオ CASIO wave ceptor ウェーブセプターLWA-M145-7AJF を購入し届きましたが、宅配の送り状の品名が『商品』とだけしか記載がなく、あれでは品名が書かれていないのと同じです。ミスですか?変わったミスはなさらないよう、お願いします」。

 

 

通販サイトの答え。「平素は格別な引き立てを賜り、誠にありがとうございます。メールを拝見させていただきました。お問い合わせの件、弊社運用上の都合で申し訳ございませんが、当社では配達ラベルに記載される品目は全て『商品』と記載されて引き渡しが行われます。誠に恐れいりますがご承知おきいただきますようお願い申し上げます。お忙しい中、ご丁寧にご連絡いただき誠に恐れ入ります。今後とも従来同様のご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い致します」。

 

 

更に続けた。「品名が書かれていないのと同じですが、すべての客にこの送り状で送っているのでしょうか?そうだとすると『よくある質問』に書かないと、驚くお客もいるはずですが、苦情はありませんでしたか?」

 

 

結局「平素は格別な引き立てを賜り、誠にありがとうございます。メールを拝見させていただきました。お問い合わせの件、ヨドバシ・ドット・コムでは配達ラベル(送り状)に記載される品目は全て「商品」と記載して発送しております。現状こちらの内容にて運用を行っております。また、この度は貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。頂戴しましたご意見は社内で連携し、改善の参考とさせていただく次第でございます。折角のお問い合わせでございますがこのような回答となり、誠に申し訳ございません。何卒ご理解くださいます様、平にお願い申し上げます」。

 

 

どこの通販サイトも判を押したように同じ答え。例文があるのでしょうか?ゴミ置き場で他人の宅配便送り状を見ましたが、品名が細かく書かれてあった。メーカー名商品名個数が、納品書がいらないほど記載された送り状もあった。うちも元々そうだったし、今の所商品名を書くのが日本標準だと思う。

 

なぜ「品名 商品」になったのか?外国郵便の送り状品名は大雑把。「sales  of goods」は「商品の販売」らしいですが、「薬」とは書いていない。これを受け取るのだから日本国内宅配便も「商品」で良いだろう・・・と、誰かは思ったのかも知れませんが、うち専用ルールだと思う。外国郵便には外国郵便の標準があるので、薬の宅配は問題ない。都合よく曲解しないで下さいね。

 

 

「品名 商品」の通販サイト名は黒塗りですが、送り状のデザインを見て「あの会社?」と思う方もいると思います。

 

 

送り状の大半黒塗りだと怪しいですし、「今後送り状トラブルは書かれると思って下さい」と予告したので、通販サイトも織り込み済みで送ったと思います。いかにもハッカーさんがサイト名を出しそう・・・と思ったら、記事作成中から1文字出ていた。チェックしたので、投稿後サイト名が出ても私のミスではないと思う。何かあったらコメント欄でお知らせ下さい。

 

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2024年7月23日追記。この会社の広告は、長年上のキャラクターが使われましたが、次第に目立たなくなりました。現在は宅配便送り状のデザインも変わったのかも知れませんが、記事後の変化を理由に嘘と言わないで下さい。