あれは優しくて怖い友達だったのか?その家の奥さんから「贈答品のお菓子が食べきれない」と個包装のお菓子を数個もらい、話すようになった。泣けるような身の上話を聞き、笑顔で世間話しながら意識調査されているようにも感じた。その奥さんを見かけなくなり「あーやれやれ」と思っていた2020年、母がその家に呼ばれた。

 

ご主人が「妻が救急車で運ばれたが、A病院では異常なしと言われ、治療されなかった。娘がその時、救急隊員にすごい勢いで『異常ない訳がない。他の病院に連れて行って』と叫びB病院に運ばれた。そこで膵臓がん末期と診断され治療された」と話し「娘のおかげ。強く言うと良い」と繰り返し言ったそうです。母は「B病院のこの先生が良い」と教えられた病院名、診療科名、人名のメモを持ち帰宅。

 

私に言わせれば、救急隊員を怒鳴るのは、筋違いも良い所。A病院の先生に静かな口調で「他に治せそうな病院を紹介して下さい」とお願いすべき。あのご主人の話は、どこまでが本当だろう?A病院は癌を見落とさないと思う。本当なのは、奥さんの膵臓癌だけ?


B病院には放射線科はありますが、母に関係ありそうな耳鼻科、脳神経内科、脳神経外科、どれ一つなかった。B病院にお世話になり、母が手遅れになっても、B病院の先生の責任と言いづらい。それで行かせたかったのだろうか?私は母には、今のクリニックのほうが良いと思った。

 

私はご主人の話を聞いて、うちが不幸になるシナリオが頭に浮かんだ。B病院には一度も行ったことがありませんが、行けば優しい先生が待っている?→ですがその先生の専門外なので、母の体調が悪化?→救急車で病院に運ばれたが異常なし?→私が救急隊員を怒鳴りハラスメント行為?→ドライブレコーダーがあるので、ハラスメントの証拠映像が自動的に撮れる?

 

病院や救急隊は、ハラスメントをハラスメントとして処理するだけのこと。母や私が、あのご主人の助言通り動くと、自然に不幸になるリスクが上がる。この記事は優しくて怖い友達に、ハラスメント患者に仕立て上げられ、不幸にされないよう、気を付けましょうと言う話。病院や救急隊の悪口ではありません。曲解しないで下さい。

 

私が実際に会った救急隊員の皆様は、うちにとっては珍しいほど何も問題ない仕事ぶり。やはり緊急で命に関わる仕事は別格なのだと思った。昨年母も救急搬送されましたが、検査点滴で回復し、タクシーで私と一緒に帰宅。その後薬が増えました。治療され感謝の気持ちで一杯です。

 

B病院は、親知らずを抜いた病院ではありませんよ。B病院には近寄らないので、B病院とはトラブルになりません。