みんなで話をしていた時
「ねぇ」と君の膝の上の手に触れた時

あたしの手は数秒そこから戻ってこなかった


君の手であたしの手は包まれていたの

見上げた君は優しい笑顔だった


ねぇどうして?
アイツの手があたしの腰に触れる


アイツの手があたしの手に触れる


それはいつも優しくて
あたたかくて


だけどあたしの中で渦巻く思い

アイツはそういう優しいヤツなんだって
アイツは欲しい時に欲しい言葉をくれる人じゃない


あたしがこうやって苦しむ事さえわからないのだろう


なのにどうして

ずるいよ


思いもよらない時にあたしを幸せにする言葉をくれる


だからほら忘れられない

ずるいよ