介護保険シリーズ第3弾😅
がんで在宅療養をされている方が利用できるといいなと思う介護保険サービスとしてはー
私の独断では😅
まずは「福祉用具」ですね。
レンタルの対象としては
・療養ベッド🛏️(頭や足の方、そして全体の高さが電動で上下できるもの)
・車椅子
・段差解消用スロープ
・歩行器、杖などの歩行補助具
・置くタイプの手すり…など
購入の対象としては
・ポータブルトイレなどのトイレ用品
・シャワーベンチなどの入浴用品…など
があります。
医療系のサービス(訪問看護、訪問リハなど)は医療保険でも利用できますが、
福祉用具については介護保険にしかないので、
福祉用具が必要になったら是非早めに介護認定を申請したいものです。
(福祉用具の中には、療養ベッドや車椅子など原則として「要支援」の介護度では対象にならないものがありますが、「軽度者申請」と言って、必要性を医師が認めているという内容の書類をケアマネジャーが出して認められれば利用できます。)
また、
「住宅改修」も介護保険ならではです。
手すりや段差解消など、1軒あたり20万円までの改修が、所得に応じて1〜3割の負担で行えます。
但し、改修工事の前に保険者の許可を取ってないと改修後の申請では対象になりませんので、注意が必要です⚠️
ケアマネジャーに必ず事前に相談してください。
ご自宅での生活に支援が必要な場合、「訪問介護(ホームヘルパー)」の利用もできます。
身体介護・生活支援の他、
通院に支援が必要な場合、通院等乗降介助というサービスもあります(但し、介護度が「要支援」の場合は利用できません)。
(訪問介護には細々とした決まり事がありますので、詳しくは担当のケアマネさんにしっかり相談してください☝️)
「訪問看護」については、
医療保険でも介護保険でも利用できます。
それぞれの決まり事があり、料金の違いもありますので、そこはケアマネさんや訪問看護師さんとよく相談してください。
私の母は、癌ではありませんでしたが、在宅療養を長くしていて、訪問看護師さんに大変お世話になりました。
母自身もですが、介護を担っていた私の姉を、精神的にとても助けていただきました。
退院前に主治医から「特別指示書」を出してもらっておくと、とりあえず医療保険の方で迅速に対応してもらえます。
このあたりは、病院の医療相談室(地域連携室)や、がん診療拠点病院であれば「がん相談支援センター」があるので相談したらいいと思います。
「訪問リハ」というサービスもあります。
多くは訪問看護ステーションのスタッフの中に、理学療法士や作業療法士がいて、そこから来てくれますが、
訪問リハビリテーション事業所もあります。
⚠️上記は地域によってあまりやっている事業所がない場合もありますので、やはり詳しくは、お住まいの地域の地域包括支援センターや居宅介護支援事業所、または、がん相談支援センターにご相談ください。
どこかに相談すると、あとは必要な機関と連携してくれるので、自分であちこちにアクセスすることはないと思います👍
福祉用具購入や住宅改修以外は、ケアマネジャーが作成してくれる「ケアプラン(介護サービス計画書)」に位置付けられないと利用できません。
(地域によっては購入や改修もケアプランが必要と言うところもあります)
介護保険は国の制度ではありますが、運営している保険者は各市町村または広域連合なので、微妙に運用が異なります😓
利用者本位で運用してくれたらいいのに、と日々感じてます🤨
長々と難しい記事を書きましたが、誰かに少しでもお役に立ったら幸いです😊