『 お経には

位というか階級の違いが
あるんですよね!』と、

うちの寺に

法事のため訪れた女性が、
住職の父と、身内の方々の前で

言い始めました。



『阿含経⇒維摩経⇒華厳経⇒法華経と
お経には、位や

階級の違いがあるんですね!

そもそも、

インドには、
古くからカースト制度という
身分制度があって、
お釈迦様は 、
その人の身分、学力、知識に合わせて
お説法したため、

最も簡単で低い

阿含経から順に、
維摩経⇒華厳経⇒法華経と
レベルアップするんですよ!

お経のレベルが高いと
お経の発する『波動』も高く
唱える人はその体のまま
悟りの世界に行け
ご先祖様たちへの供養も
どのお経を唱えより届き
迷うことなく成仏出来るんですよ!』と
淀みなく一気に仰いました。


それを黙って聞いていた父は、
穏やかな顔のまま話し始めました。

『さて、皆さんは、
お経に位 階級の上下があると

思いますか❓
答えは、
そんなものありません!

学力、知識があれば、
位、階級の高いお経が理解出来
なければ、 
低いお経しか理解出来ない。
そんなこと
絶対ありません!


東大の人は、悟り(完成)に近く
中卒の人は、人としてさえ劣る。
そんなことありますか❓
ないですよね❕

お経は、 
一歩でも悟り(完成)に近づくための
教え、ノウハウです。

でも お釈迦様は、 
ご自身のお言葉を
お経に残されていません。

読む人の環境、心理状態 
人間としての経験などによって
曲解されていまうと、
お考えになったからです。

お釈迦様がお亡くなりになって、
お弟子さんたちが、
教えを後世に間違いなく残そうと
皆で思い出し
こんな教えを頂いた! 
あんな教えを頂いた!と
皆で綴ったものです。

では、何故・・・
たくさんお経があるのでしょうか❓

それはね・・・


例えるならば、
富士山の登り方の

違いのようなものです。
目的地は、皆同じ山頂です。



 

山梨県側から登る、
静岡県側から登る、
ロッククライミングで登る、
緩やかな坂道を登る、
などの違いのようなものです。

どの登山の方法が劣る、間違いと

いうことなどありませんよね。

全ての道は 
山頂、【悟り】 
完成へと繋がっています。

お経に位や階級などありませんし
ましてや

間違いなどありません。

ご縁のある宗旨、お経が
最も良いものだということです。』

父は、そこまで話し終えて、

『私は、不器用なもので、
生まれた寺で
ずっと聞き育った理趣経が、
最高だと思っています』と
呟くように言っていました。


 

 

 

 

美恵です。


父が住職を務める真言宗の寺で
一般的にいう『霊能力』を

与えられ育ちました。
ネット世界では数多の情報の中には
真実、虚偽、入り混じったものが錯綜し
翻弄されてしまいがちです。
そのため…
迷える占い師さんたち
悩めるスピリチュアリストさんたちが増え
『本物』『真実』が求められています。
貴方には、迷える人々を

導くお役目があります
貴方の気づきの一助になればと思い
書いていきたいと思っています。